踊る悪童ハリス(アジア系黒人女性)と熱血トランプ(不動産王)といく規格外のすれ違い対決、トランプの不安はハリスより暗殺
かくして、アメリカ大統領選で史上稀に見る「規格外」同士
の「すれ違い対決」の行方だが、事態は奇妙な方向ではある。
アジア系・アフリカ系のハイブリッドの黒人女性、元検事、
カリフォルニア州司法長官、という表向きは厳しいハリス副大
統領と元大統領、不動産王のトランプ氏という、これまた規格
外である。年齢も人種民族もキャリアもすれ違いの極みである。
暗殺未遂事件でリードしたかに見えたトランプ氏だが、バイデン
は副大統領のハリス女史を「後継指名」した。「後継指名」はよ
く「自民党総裁選」で以前はよく見られた。1964の東京五輪後、
喉頭ガンで政界引退の意思の池田勇人首相は「佐藤栄作君を後継
に指名いたします」これは私は非常に印象に残っている。小6で
授業代わりにテレビでクラスが勉強といざテレビをみたら、特別
番組、もちろんNHKだが佐藤栄作氏らがしおらしい面持ちで座る
画面、自民党の誰かが池田勇人首相の後継指名文を読み上げる、
シーン、クラスが唖然としたことは事実。中曽根康弘首相が竹下、
安倍晋太郎などから「竹下後継指名」、・・・・・・「後継指名」
は自民党総裁選では意味はあるのだろうが、アメリカ大統領の予
備選で、・・・・・さて、であるが民主党はもう「ハリスは勝て
る候補、トランプは脆弱な相手」と、もう大統領繊維は勝利した
カのようなコメントを発している。ハリス女史は「検事対重犯罪
人の戦い」と、また民主党もこの構図を推進むしようとしている。
日本のメディアが半ば以上「ハリス応援団」になるのも、また、
その体質からして自然というべきだろうか。
見方はいろいろだ。アメリカの調査は双方、拮抗している。
予想がつきにくい、あるいはハリスの地滑り的勝利予測もある
し、トランプが踏みとどまる、との見方も根強い。例えばカナダ
Vancouverに拠点を置くPeace Philospophy Center,のSatoko Oka
Norimatsu、乗松聡子氏のコメントであるが
「民主党内でカマラ・ハリスを支持する声が大きいようです
が、勝てる候補と見ているからでしょう。しかし、ハリスは副
大統領として何も業績はないに等しいです。常識的にはトラン
プと戦える人ではない、ただ大衆心理に期待ということでしょ
うが、それほど甘いものとは思えません。トランプが怖いのは
ハリスより依然、暗殺の危険です。・・・・・・・私の懸念は
ガザの問題がもはやアメリカで関心を持たれなくなっているこ
とです。現状は、どう転んでもガザは絶望的でしょう。」
これも一つの見方だがヴァンクーヴァー拠点だけに日本のメ
ディアの単純な見方とは異なる。選挙が愚民化の結果、という
なら結果は予測しがたい。実績ならトランプ、だが絶対はない
、ということだろう。私は選挙投票はまだ先であり、ハリス熱
は冷めていくとも思えるが、トランプ候補の副大統領選定は自
殺行為とも見られ、結果は予測は尽きにくい。ただトランプを
超える強硬部分もありそうなハリス女史、当選すれば楽しみな
面もある。
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