紙の新聞がいかに廃れても地元紙の山陽新聞だけは絶対にやめない。地元紙を取るのは県民の義務
紙の新聞は廃れて続ける。ネットで散々、前々から報じられ
たニュースがごく一部分、遅れて紙の新聞で届けられる。紙の
新聞はネットがなかった時代のものだと思う。だから地域情報
の非常に乏しい「全国紙」はそもそも、取る意味はない。だが
程度の差はあれ、地元紙は非常にきめ細かい地元情報が載る。
ネット定期購読でもその地域性の情報は可能だが、いかんせん、
今や、地域情報は縦横無尽なサイトで発信されていて、別段、
新聞の地域情報に依存する意味も極めて乏しい。だが、地元紙
を潰してはならない。地元紙はその道府県の文化の象徴である。
おしなべて既成の新聞は「脱炭素」ドグマのプロパガンダに
ほぼ絶対的に服従している。CO2こそ諸悪の根源、CO2を出さな
いことこそ至高の価値、・・・・・と云うなら紙の新聞など、
超膨大な森林資源を食いつぶし、莫大な燃料をついやし、運搬、
やはり莫大な石油を消費してバルプ製造、それをまた運搬して
新聞の印刷所へ、新聞を作るための莫大なエネルギー、運んで
宅内のための石油資源、これがネットになれば全てそれらは必
要ないではないか。新聞がそこまで「脱炭素」を咆哮するなら、
何よりも紙の新聞を止めることが最上の判断だろう。だが、そ
の気配はない。つまり言行不一致、要は勝手なことを主張して
いるだけだろう。自分はさておいて「脱炭素」ドグマの大合唱
である。
そんなエゴな御都合主義の新聞でも地元紙だけは擁護したい。
岡山県なら山陽新聞だ。シェアは70%にやや届かない。岡山県で
2位はやはり読売、これは多くの地域で地元紙がトップ、ついで
読売というケースが大半だ。
富山県のように正力の出身地で北日本新聞、さらに北国新聞
、富山新聞は実に新聞の激戦区では、毎日新聞など入り込む余地
はとぼしく昨年は1日の平気宅配数は800部くらいという。ついに
富山県撤退となった。全国紙では初の全面撤退である。
紙の新聞と云うより、同じような陳腐なプロパガンダの羊頭狗肉
記事ばかり、の新聞では世界中からネットで発信される莫大な情報
を思えば、もう「新聞」自体、必要ない、と思えるが、それでも、
地域社会に、地元紙は必要と考える。岡山県民は山陽新聞を取る、
定期購読の義務がある、と信じる。
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