道の駅「山陽道やかげ宿」全国で唯一無二のコンセプト!物産販売・飲食なし
故郷の矢掛町を離れて今年で50年となった。かっての商店街
通り、戦後、実は繁栄を極めた。商圏は広く、東の真備町の人
たちはまず矢掛商店街に買い物に来ていた。倉敷市ではなかっ
た。商店街の充実度から言えば、倉敷市商店街も圧倒していた
と思う。個別に素晴らしい伝統ある充実した店舗があった、・・
買い物客、中高生、子どもたち、商店街の人達、通りは人で溢れ
ていたような思い出がある。私の家族が去った頃はまだまだ、商
店街は活力があった、・・・・・・だがそれも過去の話。通常の
販売の商店はほぼ全滅、観光に舵を切った町政で町並みはレトロ
ふうに瀟洒に生まれ変わった、外観である。観光客目当ての飲食
店は続々、空き家、古民家を大幅改造して旅館も、・・・・・・
なのだが、商店街通りの北の裏側は小田川に面している。バイパス
はこちらに通っている。その小田川沿い、商店街の東の方に、もう
数年以上前だろう、「道の駅」山陽道やかげ宿」が建設された。
駅舎、内装は水戸岡鋭治さんのデザイン、監修だそうだ。普通の
「道の駅」で想像する建物とは異次元に立派である。二階はギャラ
リーとなっているようで、では一階は?机と椅子、小田川の風景を
ゆっくり眺めるというのだろうか、
全国唯一無二の道の駅のコンセプト、飲食も物産販売もないので
ある。コンセプトは「やかげまるごと道の駅」だそうで、商店街の
店舗と一体で、ということでそうなった、という。でも非常に異質
である。やはり道の駅、と云って商店街の基本はエリアであり、観
光客が道の駅だけよって飲食、買い物して帰る、商店街を散策して
飲食店に入り、買い物しない、という事態を防ぎたかったわけであろ
う。だから「まるごと」、商店街などと「まるごと」なのだろう。
ただ事情をす知らずに車で訪れた観光の人たちは、さて、どういう
反応するであろうか。ちょっと難しい場面である。
この記事へのコメント
西日本豪雨災害の説明など、そばに川があって便利です。
町役場との連携が取れてなく、新聞のニュースを見て訪れた方の質問には???という態度をされていました。
物品販売は、生産者を育てるという発想が無く無理です。(ここが笠岡と違います)