ソーラーパネル、超大量廃棄時代が眼の前、2040年には現在の100倍以上の廃棄量!ヒ素、セレン、カドミウムなど多量の有害物質
ソーラーパネル、太陽光発電は「再生可能エネルギー」とし
て「地球に優しい」という謳い文句、行政の激烈な後押しで、
あの醜悪なる黒いベルトが日本を席巻している。典型の国は
ドイツだろうか、脱原発を決定、それを「太陽光発電と風力で
補う」としてソーラーパネルに巨額の補助金を出し、買取価格
を大幅に挙げてパネルの極度の乱立になって電力料金が高騰し、
おおいに不評を買って「全面転換」は挫折した。発電コストは
火力の2倍かかるし、送電ロスも大きい。まずそれなりの発電を
目指せば広大な面積を必要とする。エネルギー密度が薄いのは
明らかで、その結果、東北、北海道、吸収などで自然の森林、
原野に黒い無粋なソーラーパネルが蔓延して景観を著しく害し
、自然を大規模に破壊している。
だが、ソーラーパネルの最大の問題は生み出される莫大な
廃棄物の処理である。
「この世で唯一の価値は地球温暖化の原因のCO2を排出しな
いこと、減らすことだけだ」というプロパガンダで全てがことが
運んでいるが、端的にいえばCO2一元論の原因仮説は全く根拠は
ない。根拠がないからこそ、それを正当化のシミュレーション(
真鍋淑郎)や幻想小説(ゴア元上院議員)IPCCに「ノーベル賞」とい
う政治的なチョイスが繰り返されているのである。
ともかく増え続ける太陽光発電、ソーラーパネルであるが、
CO2排出を減らすと云いながらCO2を吸収し酸素を生成の森林を
破壊という支離滅裂も重大だが、耐用年数を過ぎたソーラーパネ
ルの廃棄物の問題は解決不可能に近い。どこも環境に優しくはな
いのだが、CO2にまつわる仮説の絶対化をソーラーパネル正当化
に波及させているのは強制愚民化というものだ。
太陽光発電、ソーラーパネルはエネルギー密度の希薄という本
質をもつゆえに、とにかく「面積」が要求される。そのため日本
の太陽光発電は2021年末で住宅用、非住宅用(耕作放棄地や原野、
森林など伐採して設置)で合わせて累積が7800万キロワットにも
達している。これが中国、米国に次ぐ量であり、狭い国土面積を
考えると驚異的な導入量である。
だが考えるべきは耐用年数を過ぎたソーラーパネルの廃棄処分
である。ソーラーパネルは10年から15年ほどで劣化が目立ち始め
、効率は低下する。耐用年数はまず20年~30年と言われる。
ソーラーパネルの効率が非常に低下し、寿命と判断された場合、
まず実は非常な重量物であるソーラーパネルの撤去という問題が
生じる。住宅の場合、耐震性の低下、住宅の寿命への影響は避け
られないが「CO2」排出抑制の絶対化で数多くの問題を軽視して
いる。
ソーラーパネルは有害物質の集積である。2012年の「再生エネ
ルギー固定価格買取制度・FIT」の終了後のソーラーパネル放置、
不法投棄が問題化している。誰が引き取り、誰が責任を持って処
分するのか、である。費用負担の問題だがあまりの大量廃棄で、
基本的に解決できないのではと予測もされる。
ソーラーパネルはガラス、カドミウムなどの有害金属、樹脂、
一般金属、レアメタルなどから成り立つ。おしなべて、有害性
が非常に高い物質が多い。現状では、年間で数千トンの廃棄物の
中で、大部分の使用済みガラスは最終処分場で埋立処分される。
有害物質を多く含む廃パネル、「管理型最終処分場」への埋め立
手を政府は推奨はしている。
だが現在はソーラーパネルの廃棄量はさほど多くはないが、
近未来は破滅的である。2040年のソーラーパネル廃棄量は現在の
100倍以上と予測される。さらにあらたなソーラーパネル設置が
すすから、150倍以上という予測すら出されている。現在のソー
ラーパネルの廃棄量が廃棄物全体のまだ6%とされているから、
2040年ころには現在の全廃棄物量の数倍以上の超大量廃棄が発生
するという破滅的な未来が待っているのである。まずリサイクル
は無理に近い困難さであり、政府の打ち出すリサイクル、スマー
ト回収システムも、全国の解体業者が「管理型処分場もソーラー
パネル廃棄物はあまり受け入れたくない」として全面協力には応じ
られないとしている。
さらに重要なことはソーラーパネルの廃棄物の有害性が非常に高
いことである。セレン、ヒ素、カドミウムという有害物質の含まれ
量の多さである。
また送電のための銅線の必要量も莫大で、銅線だけは無論、有用
だが銅資源のますますの逼迫は著しい。現状も困難で近い将来はま
さに戦慄である。このまま暴走して、「解決は後の世代で」はあま
りに無責任、環境破壊も度が過ぎるというものである。
この記事へのコメント
太陽光パネルの毒性についても薄々感じていましたが、マスコミの正義ぶった煽り方が悪いと思います。