鈴木史朗・長崎市長(長崎青雲高校)、平和記念式典を通じて断固「イスラエルをロシアと同列扱い」を世界に発信!に欧米が激怒

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 今年の長崎平和祈念式典、官僚出身の鈴木史朗長崎市長は
式典へのイスラエルの招待を拒絶した。見送っただけではな
く、極めて激烈なイスラエル非難の意思に基づくものだ。
日本をの除くG7各国のみならずオーストラリア、など10カ国
は対しなどの式典参加の拒否を決めた。「警備上の問題」と
は大ウソであり、どこまでもイスラエルのガザ侵攻非難、ロシ
アとイスラエルは同じだ、という価値観を世界に平和記念式典
を通じて発信したということだ。

 実際、メディアを、国内メディアを見たら欧米でもガザ侵攻
非難は非常に激しい、と思い込んでしまうが、欧米各国にとり、
イスラエルという国はどこまでも特別な意味を持つ国なのだ。
侵すべからざる国である。しょせんアジアの日本では想像もつ
かない、ユダヤ人は欧米各国でまた特別な意味を持つ。

 国内報道はイスラエル非難が、あたかも支配的だ。だが欧米
の断固、イスラエル支持は堅固だ。一朝一夕の歴史的事情では
ない。アメリカ、イギリス、フランスの怒りは凄まじい。例外
国、日本を除くG6、さらに豪州、広くEUも記念式典をイスラエ
ル非難の政治式典に変質させた長崎市長・鈴木史朗への怒りは
爆発したようだ。

 で、鈴木史朗とは?日テレのアナウンサーで同姓同名がいた。
ここで注目は長崎青雲高校だ、実はわたしは紆余曲折で広島大
に入った。そこで歯学部がイヤでたまらず、医学部再受験を考え
、地元の河合塾に通ったりで留年を重ねることになった。そこで
諦め、最終的に落ち着いた学年に長崎青雲高校の出身者が二人、
非常に教育熱心な家庭の子弟だった。一人がしきりに「長崎青雲
高校だ」とアピールしていたが、知る由もなく「?」、だが非常
にエリート理念の私立進学高校だとわかった。遠く、福岡県から
全寮制の中高一貫に、である。で、その二人の同期生とその鈴木
長崎市長はどう考えても同級生なのだ。だから57歳で、禿げてい
て老けて見える。あの学年は在校中に長崎水害に遭遇している。
「死ぬかと思った」とは同期生の懐古であるう。

 つまり、エリート私立進学高校から東大法学部、官僚へ、そこ
で役人で終わりたくなく、長崎市長に出馬、官僚出身となると、
自民党は一も二もなく推薦する、おおむね当選するものだ。その
エリート教育で培われたのはキリスト教、新イスラエル心情では
ンあく、ヒューマニズムであったようで、といって教育理念はよ
くしらないが、独自の気風はあるのは間違いない。久留米大付属
とも異なる。

 まあ、青雲高校出で初めて全国区になった鈴木史朗市長だが、
結果は、イスラエルをロシアと同列扱い、という欧米各国を激怒
させるもので、それを原爆平和祈念式典を露骨な政治的意図で塗
りかためたことになる。世界に知られる長崎原爆平和記念式典に
イスラエルを拒否、というのはとんでもない政治的アピールであ
リ、イスラム勢力、中東諸国を喜ばせる結果になったのは紛れ
もない事実。御本人は大マジ、だが欧米の怒りはながく尾を引き
そうだし、G7での例外国という日本を世界にまたアピールした。

 平和声明文でも鈴木市長は「ガザ侵攻の悲劇」をアピールする
ようだ。非常に政治的な式典となるわけである。要するに、長崎
市長はやらなくてもいいことを、やったわけである。長崎市主催
の平和祈念式典と云って世界的な意味を持つ。「言わぬが花」は
俗なようだが、実は市井の市民にも普遍的な俚諺だ。まして長崎
市長だ。いくら市主催といって、自分の信念でございます、断固
、では最も大切な常軌を踏み外すことになる。その判断は大きな
影響、対外的にもたらす。エリートコースを順風満帆で歩んだ官
僚出身者がはまった陥穽だろう。つまらないが、そう云うほかは
ない。

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