暑い時にテレビで、あまり暑さ報道を繰り返さないでほしい。「脱炭素ドグマ」流布が本音はよくわかった
テレビは、まるで気象脅迫の館となったかのようだ。もう、
暑さの大報道、際限もない。「暑いから暑と云って何が悪い」
だろうが、熱中症、日射病の予防が目的だけで日々、暑さ大報
道が行われているわけではない。つまり「脱炭素」プロパガン
ダの広宣流布が真の目的なのだが、さりとて「暑いを暑いと云
って何が悪い」は単純すぎて、反論もしにくい。だが、暑さ強
調で終わるわけではなく、真の報道目的は「暑い原因はCO2,だ
から脱炭素だ」というわけである。
春のセンバツは寒々だったが、夏は暑い。炎天下の美学、と
いう非常識子が夏の高校野球の実は本質なのだ。そのコンセプ
トだから朝日新聞にとって炎天下の美学は「甲子園利権」と一
体で否定できない代物だが、さりとて朝日は既成メディアの代
表として脱炭素プロパガンダは広宣流布しなければならない。
ここから出た姑息な対策が「二部制」、「7回」制だ。あの寒
々とした春選抜でも、まさかやるとも言いにくだろう。
とにかく「暑い、暑いは脱炭素ドグマのため」というテレビの
絶叫だが、ならどうぞ、車はEV,発電はソーラー、風力の世の中
になったらそれはそれで結構。それで世の中がうまく回るなら、
である。狭い日本に米中に続く、大量のソーラーパネルである。
現在でも全廃棄物の6%はソーラーパネルだが2040年ではソーラ
ーパネルの廃棄量は現在の100倍以上となる。ソーラーだけで今
の全廃棄物の6~7倍の莫大な量となるのである。いったい、国が
リサイクル積立制度などを目論んでも有害物質の集積のソーラー
パネルのリサイクルなどほぼあり得ない。どうせ2040年にはもう
退職していると官僚も政治家も思うわけだろう、跡は野となれ山
となれである。
それにしても昨年来の夏の酷暑で脱炭素、暑さ脅威論は勢いを
増すばかりである。早く夏が過ぎてほしいが、冬豪雪なら、豪雪
も温暖化の影響だと即座に、フランス人学者の一つの説をまくし
立てるのは明らかだ。本当に耳にタコが出てしまう。
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