筆舌に尽くせないアグネス・チャンさんのライブの素晴らしさ、本質は「善意」

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 本日は新宿ケントスで、アグネス・チャンさんのライブ、
早朝から水やり、そそくさと簡単な準備、新幹線で東京、さ
らに新宿に、だが東京駅の迷宮さはエスカレートしていた。

 しかし、アグネス・チャンさんのライブは比類ない。あ
レだけのヒューマニズム、また気高いキリスト教精神に裏
づけされた歌手は他にいない。中国人、日本人通じてちょ
っといないだろう。稀有な人間性だ。だからライブには
、その温かい人間性が噴出する。素晴らしいの一語だ。
次男さんもゲストで、女性と2人、デュオ。三人の息子
さん、全員スタンフォード大学は彼女のインテリジェン
ス野高さで、それもまた大きな魅力だ。後援会会員なので
最前列、優先席だったが、彼女を見てまず小顔が印象に残
った。お化粧の匂いが最初はプンプン、あらゆる面でケチ
のつけようがない。

 今回のライブ、「生きる」こと、その大切さ、まず生き
ていること、それ自体が人生の勝利、同時に生きるとは幸
せになるため、あるいは陳腐なまでの真理としても、それ
をここまで暖かくヒューマンに語れる人はざらにはいない
だろう。彼女も乳がんを、その体験もあり、生きる尊さの
大切さをせつせつとと話された。10年過ぎたら再発はない、
は医者の側の方便でしかない、と彼女のお姉さんは医者で
ある。「10年生かしたら、それは医者の手柄」と云うに過
ぎないと、再発の可能性はやはり、ある。だから生きるこ
都の尊さなのである。

 今回のライブで感銘を特に受けた彼女の言葉、綺麗事、
と受け流してはならない。「生きるとは、幸せの花を咲か
せること、しかも自分の中ではなく、人の中に咲かせるこ
と」この精神性こそが、彼女の歌、生きる姿に真の価値を
与えている。彼女の本質を表す言葉は「善意」に尽きる。

 新宿ケントス、新宿東口のわかりやすい場所、やはり丸ノ
内線が正解である。アグネス・チャンさんは69歳の誕生日、 
正確に今日とは云えないが。この69歳.私より2歳下は、私に
とり、重要な意味を持っている。私は高校入試前、急病、そ
れは重篤な腎炎、致命的なことは快復したのに、無意味な入
院を母親に強制され、有害無益な投薬をされ、実質、治癒し
ていた腎炎を悪化させられた。ラシックスの乱用、これは、
人生における大損失の休学を招き、さらに生涯、持病として
引きずる羽目になった。

 遅れた編入の学年はアグネス・チャンと同年齢である。そ
の高3時代、「ひなげしの花」で彼女のデビュー、まさに、
清冽であった。遅れての高校、恥ずかしさが先立ち、全然、
高1からの地道な勉強を出来なかった。本来の学年で同級生
との切磋琢磨が全くなく、これは最後に学力の破綻をきたす
要因となった。本来の学年、私に次ぐ入試成績の女生徒は現
役で京大医学部だった。

 地道な切磋琢磨を欠いた私は悩みばかりの高校生活に、そ
の高校生活中に心に響いた、ひなげしの花。

 高卒直後、誰も掛かりそうにはない、詐欺にかかり、家は
夜逃げ、幼い頃から私に徹底して辛く当たる母は、これで火
がついた。

 あれから、長い年月が過ぎた。アグネス・チャンさんには
無論、お目にかかるなどあり得ない。アグネス・チャンさん
は21歳ころ、一旦、引退、カナダ留学、だが日本にファンク
ラブは存続した。アグネス・チャンさんの類まれな人間性は
常に私の心に灯で存在していた。それは復帰後の彼女の言動
から明らかである。

 私より2歳下のアグネス・チャンは同級生といえる。運命
的なものだ。そのお姿にやっと接することができた。ライブ
はヒューマニズムに、キリスト教精神に基盤をおく人間性が
噴出していた。彼女は全く私が想像していた通りの人であっ
た。長い長い道のりだった。ライブには次男の方が女性と2
人でゲスト出演、花を添えた。

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