コメ不足に途方に暮れる国民を無視して自民党総裁選

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 確かに国民の多く、大多数かもしれないがコメ不足に困り果
てている。普段は日本人は徐々にあまりコメを食べなくなって
いる、まあ、1993年のような長雨冷夏での極端な不作でない限
り、あのときのような」コメ不足騒動は起こるまいと考えてい
た。ところが今年は、昨年、2023年の酷暑に(つまり地球温暖
化候変動のせいで)よる不作で、その結果、今になってコメ不
足が露呈している、というので、これも耳にタコができるほど、
メディアから発せられるCO2一元論の「脱炭素」プロパガンダ
に利用されているのである。

 だが全く事実に反する。2023年のコメの作況指数は101である。
全国平均だから東北などは多少低いかもしれないが、それでも、
さしたるものではない。しかし2023年のコメの収量は需要をかな
り下回る低調なものだった。作況指数は101なので結果としての
コメの収量は少ない、減反、他の作物への転換の農水省方針、
また後継者もおらず肥料、燃料、農薬などの経費の高騰が収まら
ず耕作放棄は相次ぐ、そこに忍び寄るのは太陽光発電の言葉巧み
な営業マンである。耕作放棄された田んぼは広がり、そこに黒い
ソーラーパネルが地を覆い尽くす。

 暑かったから不作、だから、というメディアのプロパガンダに
コメ不足を利用は安易な太陽光発電の設置の影響がコメの休耕田
をターゲットしており、作付面積の低下の実は隠れた大きな要因
であることを一切報じない。

 と、以上は「序文」だが、政府、農水省、JAなどがこの現実の
問題に何ら有効な策を講じないのである。政府は相当量の備蓄米
を保有している。ずばり云えば、決して備蓄米を放出しない、「
さしたるコメ不足ではない」とうそぶく農水省、またJAが市場に
おけるコメ不足という状況を自らの利権と認識しているのである。
さらに休耕田へのソーラーパネルの設置にJAが介在している。こ
の収益もバカにならないどころではない。

 そして話題の自民党総裁選、現在は岸田内閣だが無能をさらして
いる。海外援助は青天井、なにかといえば「G7の結束」だという
が国民に必要なことは我が身の生活である。その大基本は食料が
安定して入手できることである。円安もあって多くの食料品が値上
がり、相対的に安いコメの需要が増えたとも言えるが、現実は厳し
い。地方ではまだ融通も効くが大都会地域ではそもそもスーパーも
人口に比して少ない。そこで買い占めが行われている。アマゾンな
どへの何倍に価格を上げての出品も相次ぐ、こうなるとかっての
米穀通帳、配給制とも囁かれる、こともないし、現実的ではないが、
とにかく国民の身近で最も深刻な問題を語る総裁選候補者がいない。
国民の日常の意識、生活から全く遊離した改憲、「緊急事態条項」な
ど行政法規などが整備されていて全く必要もないことを、自らの政治
的利益の野心で咆哮している。

 ここまで国民のことを考えない政治、内閣、政党、官僚なのだから
、国民が救われる可能性もない。大都会の一般庶民は安定してコメを
入手のあてがない。官僚は「あと二ヶ月以内に新米が」とは云うが
、それまでどうするのか、それ以後も入手難の可能性が高い。

 国民の深刻な問題を何一つ考えない政党、政治家たち、その馬鹿げ
た総裁選を何ら批判的に論じないメディア、どうしようもない。

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