2024年、台風10号、九州で実質、温帯低気圧化か。天気、気象絶叫は終わらない。
台風にも寿命がある、発生してからの時間、移動距離があま
り長くなると、熱低から温低となり、雨雲だけが残る。強風も
消え去る。2024年、今年の台風10号がその典型だと思える。
ただ気象庁が「記録にないような大被害が予測される」は、昨
今の台風・気象大げさ報道のこれも典型で、この前の台風7号
、ヤフー知恵袋でも台風7号(2024年)について「メディアは
なぜ、あんなに煽り記事を書くのでしょうか?」という質問が
寄せられていた。上陸もせず、進行方向の左側に本土があった
わけで、相応の警戒は無論必要だが、あまりに過剰な煽り記事、
煽られて新幹線計画運休で影響は大きすぎた。
岡山県南部、幸いにも風はごく弱かった。今後も、強風に
さらされることはない、と思う。ただ四国のように渇水地域
には貴重な雨だった。香川用水の取水制限は解除されるだろ
うか。
昨年から台風は少なく、それだけに気象庁、メディアは「手
ぐすね」引いていたわけである。「警戒してなぜ悪い」と言わ
れるかもしれないが、必要なことは行政が地道に防災計画を実
行すること、襲来には「相応」の警戒である。「何が起こるか
わからないのだから、いくら警戒しても、危険を煽ってもいい」
とは思えない。重要なことは平時の防災の実行である。
台風10号は上陸時は強力で犠牲者もでている。4名の方が亡く
なられている。だが発生からの時間が長くなりすぎ、移動距離
も長くなって台風としては寿命を迎える。熱低から温低である。
熱低だから危険でない、とは毛頭言えないのだが、台風として
は寿命を終える。残るは雨雲である。
それにしても日本のテレビは気象、天気絶叫局にでもなった
かのようだ。昔あったような超弩級の台風は最近はないが、い
たって凡庸な台風でも、今度も気象庁「記録にないような損害
を与える台風になる」とか、大げさ報道で、官民挙げて、まさ
に絶叫である。
8月も早くも終わる。酷暑は酷暑、ヤマトの配達の方に昨日、
「雨で大変ですね」と言ったら「暑いよりはいいですよ」、確
かに今年の夏なら当然の思いだろう。
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