車の暴走、突入事故は要はアクセルの踏みすぎ、低速域でモーター駆動のHEVはクリーピングがないことの影響が大きい
今日は福山市でクリニック駐車場で車の暴走、突入、駐車場
にいた人がはねられた。そもそもドライバーは運転免許を持っ
ているはずだ。なら、狭所での車の移動も安全にこなせねばな
らない。それが出来ない、万に一でも容易なことが出来ないの
だから運転の資格はない、ことになる。
警察庁は精神疾患を行政に持ち込む、優生思想の復活のため
精神医学学会に「誰にでも網をかぶせられる精神病名」の創出
を依頼、その結果が「認知症」である。「認識機能低下、とい
うなら曖昧模糊で誰にも適用できる。これが統合失調症や、ま
た旧来の精神分裂症などという病名では誰にでも網をかぶせら
れない。
そこから「アクセルトブレーキの踏み間違い」⇒「認知症」
というパターンを作り出し、メディアも100%呼応した。だが
、それが「ペダルの位置の錯誤」を意味しており、現実を説明
できるものではない。
つまり単純に狭所で本来は「ブレーキの断続」で移動すべき
場所で、アクセルを踏んだ、余計に踏んだことが原因だ。
問題は純エンジン車のオートマの場合、「ブレーキの断続」
クリーピングでいいが、HEV,ハイブリッドはクリーピングが
非常に弱く、つまり低速域はモーター駆動だからアクセルを踏
まないと進まない。エンジンはアイドリングがあるから、この
アイドリングだけでオートマ車なら微速移動ができる。狭所は
ただブレーキの断続でいい、これが実行できないなら免許は即、
返納しかない。
ただ問題は税制優遇され、非常のシェアが高いハイブリッド
である。BEVでも同じだが、国内では少ない。ハイブリッド車は
低速域はモーター駆動である。モーターは停止時は回転ゼロ、
アクセルを踏まなければ寸分も基本的進まない、意図的にクリー
ピングを生む設定もあるが非常に弱い、したがって低速域では
ハイブリッド車はアクセル操作が必要となる。
だからプリウスロケットが頻発したのだ、通常の純エンジンの
オートマはブレーキだけに右足を載せ、その断続で低速、狭所は
移動でもHEVではアクセルを右足で踏まねばならない。クリーピ
ング利用はほぼ出来ない。ここでアクセルを踏みすぎるとプリウ
ス・ロケットである。
HEV,ハイブリッドの低速域でのアクセルの味付けがだから重要
なのだが、あらゆるシチュエーションを想定する必要があり、アク
セルのレスポンスを超弱めることもできない。
他に、パーキングブレーキを解除して停車中、駐車中、誤って
アクセルを踏みつけた、もちろんDレンジそのままの場合である。
パーキング料金を支払う時、間違ってアクセルを踏んでしまった、
などでも暴走が起きる。
端的に云えば認知症を持ち出すのは意図的な優生思想の実現のた
めであり、要は起きているのはハイブリッド車に潤色のオートマ事
故である。位置の錯誤でない以上、「踏み間違い」防止装置など全
く無意味である。
さらにHEV独特のシフトレバー、むしろボタンの操作の誤りもあり
得る」ただ、これで暴走は起きるとは思いにくい。
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