小泉進次郎、日本を潰す米国の傀儡、新自由主義を看板の「小泉改革」で父親に続いて日本を破壊
日本は危険な状況にある、菅は何よりも「小泉政治」の継承
者だった。神奈川政治人脈である。その菅が自民党総裁選で
小泉進次郎支持を云うのも自然な流れである。ここで菅とは
民主党の菅ではなく安倍政権のあの菅前首相だが、この二人の
菅は皮肉だが民主党、自民党の違いはあってもともに小泉政治
の継承者、というのが皮肉である。
まず「自民党」でなく「日本」をぶっ壊した小泉純一郎によ
る郵政民営化、それは米国の要請によるものであり、米国の全
くの傀儡であった。郵政は日本の云うならば岩盤であったが、
それをぶっ壊したのが「小泉改革」であった。衆院でなく参院
で郵政民営化法案は否決さた。絶対におかしいのは参院で法案
が否決されて「衆院」を解散したという小泉純一郎の手法であ
る。メディアは「議会の解散は首相の伝家の宝刀、絶対だ」と
云うが、日本国憲法のどこを読んでもそんな条文はない。
ともかく参院の議員の間で参院で郵政民営化法案が否決され
たら衆院を解散せよ、という意向が小泉首相に届いていたとい
う噂がある。小泉首相が衆院を解散した一週間後に、米国の大
手の広告会社の会長が首相官邸で小泉と会談した。さらに2005
年5月ころ、米国の保険業界が多額の政治資金を集め、共和党系
の大広告会社に日本での広告プロジェクトを依頼した。その巨大
広告メディアが日本の独占広告企業の電通に数千億円で日本の国
民に「郵政民営化は善」で「公営は悪」民営化反対は悪者だ、と
いう洗脳、大衆操作を依頼した。それは数千億円ではなく兆単位
だったともいわれる。
かくて郵政民営化選挙という狂乱選挙が行われた。小泉劇場と
刺客ということである。それは全マスコミの大政翼賛化を招いた
のは否めない。
小泉首相が米国の要求していた「新自由主義理念」による「構
造改革」を行い、国民の虎の子の郵貯資金を外資に差し出すとい
う日本破壊を行ったのは明らかである。その尖兵は竹中平蔵、オ
リックスの宮内義彦であった。一旦は民主党政権となったが、20
12年、自公政権が復活、日本郵政の株式の市場放出を勧め、日本
国民の虎の子、郵貯資金の海外流出の流れが決定したわけである。
郵政民営化から日本の貧困化が始まったのは明らかだ。米国は
郵便は公営堅持なのである。世界一の富裕国家だった日本が郵政
民営化による資金の海外流出、さらにそれにつづいて米国の要請
は全農解体、JA資金の海外流出は安倍首相でなされ、日本の貧困
化に拍車をかけた。
端的に言えば米国のいう「新自由主義」で国民、国家の屋台骨
だった郵貯資金が海外に流出した。新自由主義!は農業分野にも
及び、日本の農政は農家への保護を打ち切り、「零細農家はやめて
くれたほうがいい」でコメづくりは衰退の一途、現在のコメ不足を
もたらしている。
小泉政権は「郵政民営化は米国の強い要請による」ことを最後ま
でかくし続けた。1994年の米国の対日年次要望書、以後、毎年10月
に日本政府に送り続けた。その中で簡易保険民営化が最初から織り
込まれていた。小泉純一郎の「郵政省解体論」は1994年に御用学者
の執筆で上梓されたのである。
「ゆうちょ銀行」、「かんぽ生命」の民営化では国民の宝である
「ゆうちょ銀行」の資産が日本国内の公的用途に使われていたのが、
日本国民には全くメリットのない米国債やジャンク債、株式に振り
ム向けられることとなった。かんぽ生命も加入者の払う保険料は日
本のインフラ整備、公共投資からこれも米国債や株式投資に向かっ
た。
2000年にはGDP、一人当たりGDPともに世界で堂々2位だった日
本の凋落は米国の要求を受け入れたためである。最新統計IMFによる
と一人当たりGDPは日本は世界38位である。
さて、小泉進次郎、銀座で演説したそうだ、また小泉改革だ、そ
れは「新自由主義」によるアメリカの傀儡化の必然である。日本は
さらに貧困化する。菅は進次郎を支持だそうだ。笑うしかあるまい。
関東学院大からアメリカの超一流大大学院、さすが政治家の父親を
持つものである。
この記事へのコメント
環境は悪化の一途。口だけ男。