夏に葉を落とし、低迷のバラは土に十分に日光を当て、土壌改良すれば必ず葉を増やせる。夕方まで日照のある場所に移動
春から一番下花はバラは咲くものだが、6月以降、暑くなっ
て葉をすっかり落とすバラの株がある。これで、短気な人は
駄目なバラ、と決めつけ、断捨離したりするケースもある。
全くナンセンスである。
バラも株よって異なるが、夏以降、葉を落とすバラは午前中
しか日照がない、ケースが多い、か、土に日が当たらないとい
うケースである。よく、バラは午前中の日当たりが大切という、
それは事実だが、さりとて決して昼からすっかり日が遮られ、
日がろくに当たらない、というケースでは土が十分に乾かない
という弊害が生じる。毎朝、水やりしても土が一日で十分、乾
かない。もちろん内部まですっかり乾いたら行けないが表層か
ら、ある程度の深さまでは夕方までには乾く必要がある。
要するに、バラは土を乾かすことがいかに重要か、であるが、
水やりの回数を少なくして乾かすのではなく、土に日を当てて
十分乾かす、である。
バラにとって早朝の水やり、同時にそれ以降は十分な日当た
りを確保し、土を徹底的に乾かす。これはいかに強調してもい
い、両者はセットである。早朝の十分な水やり、だが午前中だ
の日照では夕方までに土が乾ききらない。だから、そんなバラ
の株は夏から葉を落とす、なぜ?土が乾かずドロドロ、ベトベ
トなのである。これでは土壌に悪玉菌がはびこり、根ぐされに
近い状態になる。
そこで実は根腐れにちかい、土は乾かず、ベトベト、これでは
葉をすっかり落とす。すぐに午前、午後と日が当たる場所に移動
し、土に日を当て、夕方までに表面から少し下までを十分乾かせ
る。すでに水が乾ききらずヘドロ的になった土を半分は入れ替え
る。乾いた土に戻す。根腐れ的状態から脱却させる。そこで一日
日が当たる場所に置いて早朝、水やり。これでバラは復活する。
午前中の日照は重要であるが午前中だけでいい、わけではない。
ただバラの株の性格によって、水切れに弱い株、品種もある、
それは的確に見抜き、そのような株は午前中だけ日照のある場所
に移動する。
今年葉を落としたバラが数株あったが全て日照を増やすし、土の
入れ替えで復活できた。
午前中だけ日照の場所から午後まで日照の場所に移動し、土壌を
改良し、丸裸から回復しつつある三つのバラ株
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