日本人がEVを強制されたら、車の家電化である以上、中国が日本市場を席巻の可能性、中国軽視は最悪の結果をまねきかねない

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 日本国内での報道はとにかく中国に対して否定的なものが
多い。中国の脅威の経済発展はもう終わった、不動産バブル
崩壊で中国経済も終わりだ、など、中国を軽んじるものばか
リが目立つ。これに対し、豪州国防省のシンクタンクASPIの
報告書が最近、報道され、世界最先端の最新テクノロジーで
実は中国の勢いは実は圧倒的で到底、侮ることはできない、
という内容である。確かに日本人には中国軽視、蔑視の内容
が受ける、のは明白な事実であり、それゆえの中国への否定
的報道が溢れるわけだが、それが国家の誤った政策、指針の
ゴリ押しを招く危険性は、低いものではない。

 日本の中国報道が徹底して否定的な内容が多く、その真髄を
見落としており、その軽視はとんでもない結果を招くことは間
違いない。中国は不動産バブル崩壊から再び経済成長の根源を
最先端テクノロジー、さらに採掘、精錬、製品化まで一貫した
世界でも圧倒的な資源強国となることを国家目標に据えたと見
ることができる。中国の最先端テクノロジーの開発はすさまじ
い、日本が韓国を軽視、蔑視している間にIT分野で追い抜かれ、
韓国どころではない中国をも再び蔑視、軽視し、白物家電でも
IT製品、スマホ、タブレット、PCでも日本はほぼ駆逐された歴
史的事実を想起すべきである。

 だが中国が日本、欧米にかなわない牙城である車については、
中国にとって地球温暖化、脱炭素論、その結果のEV化という、
中国にとってまさしく天佑といえる状況が出現した。この機に
乗じて中国はEV、その資源戦略からバッテリー戦略、ハイテク
戦略で他国の追随を許さない技術を開発している。さらに、重要
な低価格化でも追随を許さない。

 EVを単にバテtリーでモーターを回して走る車、を超えて、最
先端IT技術を駆使、例えばBYDがファーウェイ開発の自動運転技
術システムの導入を発表した。

 うかつなドグマ、脱炭素は中国の自動車市場制覇のためのド
グマのようなものだ。欧米、日本は中国の資源戦略、すさまじ
い最先端技術、そのダントツの低価格の実現、という点でスマホ
、IT機器、白物家電などでの中国の市場制覇の最終舞台となる可
能性が高い。

 家電化された車は日本人にとって、もはやエンジン車のように
個性的な愛着を持てるような存在ではない。まさに家電、IT機器
、スマホ化である。白物家電がまさか中国の天下となるとは夢に
も思わなかった日本人だが、最後の砦、自動車でも中国政府の、
世界制覇のためのEV特化戦略によって日本の自動車業界の栄華も
終焉を迎える、残念だが予測するしかない。それでほEVでの例え
ばBYDの技術開発は想像を超える。

 家電化した、IT化した車ならもはや国籍に拘る必要はない。ただ
し日本人の中国への偏見、低評価は徹底しているから日本市場では
中国のハイテクEVも苦労はしても、貧しい日本人がEVを強制された
ら問題は価格である。関税で阻止を図るだろうが、では日本で生産
も行うはずである。中国政府はEVの最新テクノロジーの海外への流
出を懸念、対策を取り始めた。それほど、中国製EVの最先端技術は
すさまじいのである。

 政治家は世界の流れに追随、EVのみ許可という日本の自動車産業
の解体に通じる愚策を取ろうとしている。全て中国の思うままであ
ろう。トータルでの環境、また実用性からしてEV一辺倒の政策は国
民生活の破壊、日本経済の崩壊さえ招く可能性は高い。あのような
政治家、官僚に引きずられ、日本は過ちをまた繰り返す懸念は払拭
されない。

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