倉敷駅前の中華料理店の火災、重大すぎる失火責任!飲食店、特に中華料理店はIH調理器に完全転換を


 倉敷駅前、旧2号線はわたった場所だが、美観地区など、
倉敷の最大の観光スポットに行くには必ず駅前アーケード
商店街を通る。そこで、いきなり出くわす場所の中華料理
店、台湾料理『羅凰』から9月22日の午後5時前後火災発生、
周囲の居酒屋、洋服店、エステなども巻き添えで全焼、計
6店舗が全焼という大被害、だが問題は場所が場所である。
このエリア、多分、十数年前、飲食店から火災が発生、広
範囲を焼き尽くす大損害となった。火災発生、延焼でいい
ことなど、あるはずはないが問題はまさしく、倉敷駅前の
中枢というエリアで火災、広範囲延焼が繰り返されること
である。解体撤去、跡地整理、その長期間にわたるエリア
の利用不可能、いかに飲食店が密集だろうと火災を発生さ
せること、失火は絶対に許されない。

 別に倉敷駅前に限った話ではなく、東京でも全体として
火事の件数は減少なのに、飲食店の火災だけは増加の一途
なのだ。倉敷駅前の飲食店の密集とはまた比較にならない、
大都会の雑居ビルなどの飲食店の密集である。

 だが飲食店といってあまり火を使わないジャンルの飲食店
はリスクが低いが、中華料理店は最も火災のリスクが高い。
調理すべき品数が非常に多く、それらをガスコンロで調理の
場合が多いようで、そこから「忘れる」、「注意が行き届か
ない」が発生しやすい。調理は急がねばならず、また数が多
い、また雑用も入る。・・・・・それで火災発生でいいので
すか?となる。

 私は繰り返される飲食店火災、必ず周囲に延焼し、大損害を
発生を防ぐにはガスコンロ調理器を廃止し、中華料理も全面的
にIH調理器に転換する以外にないと考える。「羅凰」も謝って
済むことではない。まだ、謝罪したという話は聞かないが。
明治の失火の責任に関する法律で延焼に損害賠償は不要、延焼
された方は100%泣き寝入りである。賠償責任をかりに認めて
も自己破産されたらそれまでである。火事をとに各発生させな
いことにつきる。

 調理師はガスコンロに慣れていて、「IHなんか」と思うかも
しれないが、火災を発生させるリスクを抱え込んで何を言う資
格もない。

  IH調理器は火災の危険性が非常に低い、ガスコンロの比で
はない安全性は絶対的に転換の理由だが、さらに火力は見た目
と裏腹、ガスコンロより遥かに強い、また段階的調節が可能で
あること、短時間調理が可能なこと。、厨房の高温化を防げる、
などそのメリットはあまりに大きい。鍋振りは出来ないが、IH
に応じた調理法、具材を十分かき混ぜることを行えば未経験者
でも対応可能という逆のメリットもある。熱の上昇気流がない
ので油煙がこもりやすいのは欠点といえば欠点であるが、これ
は対処できる、

 IHの最大の欠点は導入費用、IH用鍋などが高価なこと、また
維持費が安いわけでもないことだが、火事を遥かに発生させに
杭、火力がまた強力、厨房の高温化を防ぐなど、あまりに大き
なメリットを持つ以上、飲食店、とくに中華は絶対にIHが義務
ではないだろうか。

 倉敷駅前商店街の「羅凰」の場所は古来ながく、喫茶店が
存在していたが廃業、ちょっと長く空き店舗状態だった。で、
中華料理、私は正直、違和感を覚えた。せいぜいラーメン屋、
居酒屋が限界であろう。「もし火災が発生したら」と不安は
感じた。IH転換などやっていなかったようだ。その責任は損
害賠償を免れるといはいえ、あまりに重大で断じて許される
とではない。

 二軒となりの洋服店まで全焼、その日の午後2時ころ、前を
を通ったら外人さんが入っていた。もう経営者も75歳、これを
機に廃業にしても後片付けなど膨大な負担を背負った。損害賠
償はゼロである。火災保険で果たしてどこまで、・・・・・?
だろうか。


火災翌日、右端が「羅凰」、左端が洋服店

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 「羅凰」火元となった厨房

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