石破茂氏の自民党総裁選出、最後は良識とバランス感覚が押し切った。国内外に安心感

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 自民総裁選は決選投票で石破茂氏(67歳)が選出された。石破
さんの出番だろう、とは私もたびたび記事に書いた記憶がある。
別に読まれているわけでもないが。

 今回の総裁選、当初は小泉進次郎の優勢が伝えられた。なぜ?
と誰しも思ったはずだ。進次郎を推す勢力は別に進次郎の力量
を評価したからではない。誰しもいうが、傀儡である。さらに
討論会でのあきれるような迷言、解雇の事由化、炭素税、増税
賛同、正直、国民としても進次郎に一国の首相になられたら、
たまったものではないし、日本の弱体化を招くのは必至だった。
進次郎落選は朗報であり、国民も安堵したはずだ。

 石破氏は従来から防衛に抜きん出た見識を持っている、こと
で知られていた。多くの政策で際立ったバランス感覚を持って
いると感じられる。外交政策も内政もである。

 高市早苗は一回目投票でトップ、決選投票では僅差で敗れた。
次回の総裁選は当然、狙ってくるから激しい戦いになりそうだ。
次回は再び、石破さんとの一騎討値になる公算が高い。余談を
許さない熾烈な戦いとなるだろう。

 さて、次の国会で石破茂さんは首相に選ばれる、はずである。
挙党態勢、高市さんは最重要ポストに就く可能性が高い。そこ
党内をどうまとめるか、石破さんの手腕である。

 ともかく妥当な結果だ、国内外にひとまず安心感を与えたわ
けである。

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