日本人はEVが嫌いである、EVはしょせんオモチャであることを見抜いており、日本の弱体化になることを懸念しているからだ。
CO2脱炭素ドグマに寄りかかり、EV一辺倒のように叫ぶマ
スコミ・メディアは多い。「それは規定事実だ」というかも
しれない。「EUがそう決めている」だが、無理が通り、道理
が引っ込むことはない。もしEV強制を厳命されようと従来通
り、エンジン車を徹底メインテナンス、リストアして乗り続
ける人が多いだろう。HEV、PHEVは許容と云って、EVのパフォ
ーマンスは問題が多く、実用上、致命的な欠陥を持っているの
だがメディアはそれに口を閉ざしている。
しかし皮肉な話だ、EVは要するにバッテリーだけである。だ
らバッテリー、リチウムバッテリーは黒鉛が絶対的必須である。
黒鉛とは炭素の一形態であり、グラファイトである。純炭素も
構築か変わればダイヤモンドだから面白い。基本、炭素は黒い。
天然黒鉛はリチウムバッテリーの極として絶対必須、「脱炭素」
といいながら純炭素の黒鉛が死命を制する重要性を持つのだか
ら皮肉なものだ。
それはともかく、日本人はEVが嫌いだと思う。もし行政法規
で強制されたら、ディーラーが倒産するしかない。
なぜか?私は日本人がEVはしょせん、玩具だと見抜いている
からだと思う。相手にする必要はない、である。どうあがいて
も充電は長時間かかる、ちょっと考えてほしい、日本の居住環
境では駐車場自体を見つけるのが難しい、のは都会の状況だ。
自前の駐車場で充電か、充電スポットだが30Lのガソリンを入れ
るのに要する時間は3分以内である。2分かかるかどうかだろう。
充電と比べられない短さである。

ま寒冷地帯、さらに極寒期には全く向かない。Liバッテリー
は電池である以上、完全な化学反応である。氷点下となると、
そのパフォーマンスは極度に低下する。冬の寒さが厳しい北米で
の状況を見れば明らかである。日本はメディアは隠蔽的にしか今
は報道しないが、寒冷地域が非常に広い。夏は暑いが冬は寒い。
EVは容易に立ち往生する。
エンジンの生み出す、めくるめくパワーの湧き出しは魅力であ
る。欠点は排気ガスである。使用形態を限定された用途ならEVは
十分ありだが、それは全体では一部に過ぎない。
要するにEUのドグマ狂信と中国のEVにより世界制覇という国策
に踊らされているだけで、そレにかぶれた政治家たちがドグマの
政治的利用として暴走しているに過ぎない。日本弱体化の最たる
ものである。高市早苗が「日本を強国」というならエンジンの擁
護こそその中心となるべきだろう。エンジン技術、製造設備が失
われたら日本がもはや、復活はできない。国民はそれを見抜いて
いる。安易なドグマ従属は日本の弱体化ということである。
この記事へのコメント