今年の夏、笹が開花し、すべて枯れました。竹はそのままでした。

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 実は笹と竹が別物、とはごく最近、実は今日、初めて知った
ということで、やっとというのか。今年は本宅の周りの竹が開
花し、すっかり枯れた思いきや、半分はそのまま。不思議に思
っていたら、枯れたのは実は笹で、写真を見て分かりました、
花が咲いて枯れました。竹はそのまま、いずれもイネ科の植物、
外見は似てないのですが、花は確かにどこか似ています。小さ
な竹が笹?となんとなく思い込んでいた無知を恥じます。小さ
な竹もあれば、大きな笹もありますから。ただ寒冷地や高地で
も育つのが笹で、熊笹など、井上靖の散文詩にもあったような、
ちょっとワイルドなイメージがします。竹も笹も数十年から百
年以上に一度開花し、そこでいったん枯れてしまいます。私が
小学三年、四年のころだったか、「少年サンデー」に「全国的
に竹の花が咲いた、なにか不吉なことが?」などという記事が
あったのを覚えています。とにかく繁殖のスパンがやたら長い
植物には違いありません。

 昨日までの雨、曇天から今日は朝から晴れ、日差しも強く、
昼からはかなり暑くなってウンザリしたほど、気温は要は気圧
配置が全て、と思えばい。ちょっと気圧配置が変動すれば一気
の気温降下、上昇である。今年の酷暑はひとえに太平洋高気圧
があまりに安定、強かった、からだが、だからといって「気候
変動」などとは云えないし、ましてCO2が何らの原因とも考え
られないはずだ。ただ時流のドグマとなっているのはどうにも
ならない。ある年の夏がいくら酷暑でも、それをもって「気候
変動」とはいえない、当たり前だと思うが。

 明日は日曜日、また徐々に曇っていくそうです。で、月曜、
火曜が雨模様、その後の天気は晴れ続きのようですが季節は移
ります。酷暑と逆に冬の訪れは早そう、という予測もあります。
1963年、昭和38年、竹が一斉開花、枯れた年ですが、その年の
1月から2月、主に北陸を「サンパチ、三八豪雪」が襲いました。
北陸に氷河期が訪れたような厳冬、白い悪魔という言葉が実感
でしたが、その年、5月から、超長雨、西日本の麦作は全滅しま
した。ほんとに、毎日、雨ばかり。「寒冷化」が現実味をもって
語られました。氷河期再来とも。

 明日は日曜日秋の行楽の本格化です。

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