最悪の落ちこぼれ国家!北朝鮮との蜜月を異常なまでにアピールはロシア、プーチン大統領の末期的症状なのか?

それにしてもロシア、プーチン大統領は北朝鮮を訪問し、
金正恩とにあたかも一心同体かのような蜜月ぶりを世界に
アピール、ウクライナ戦争で「100%ロシアを支持する」と
いう北朝鮮、金正恩をよほど頼りにしているかのような姿
は、「これはロシアも終わりか」と思わせるものだ。
ロシアに友好的な国はじつは多い。しかも大国が多い。
インドなど民衆レベルから伝統的にロシアへの非常な親近
感を抱いている。またヨーロッパの植民地支配に苦しんだ
多くの国々、AA諸国といっていいが旧ソ連、またロシアに
相当な友好的な、親しみの感情を持ち続けている。だから
西側がいうほどにロシアは孤立はしておらず経済制裁にも
耐えぬけるわけである。逆に消費過剰な西側に制裁による
逆のリスクが存在する。だがウクライナとの戦闘を支援し
ようという友好国もまた乏しい。いずれの国も停戦を求め
ている。ロシアへの制裁には加わらないが、さりとて戦争
自体の積極支持、また支援は行う国は少ない。それが白ロ
シアと北朝鮮だけである。ソ連自体も国連議席はソ連とは
別に白ロシアは有していたほど存在感がある。だが北朝鮮
は世界の鼻つまみである、スターリンのソ連の全面支援で
建国したという経緯がある。極東ロシア軍に属していた金
聖柱に「金日成」という伝説の抗日の闘士の名前を与え、
他にいくらでも遥かに実績ある闘士がいたのに、「将軍様」
というトップの地位を与えた。詐称金日成はそれをもって
北朝鮮にスターリンジ時代の独裁、粛清、強制収容所をそ
のまま統治に持ち込み、唯物史観で宗教厳禁、という地上
地獄国家を推し進めた。「共和国」と自称するが、国家神
道そのままの「血だけ貴い」という世襲の支配など、そん
な共和国などあり得ないはずだが、要はこの世の悪魔国家
となったのである。
ウクライナ戦争支持は白ロシアやセルビアなどの近隣
諸国はある。だが狂気の北朝鮮と同列には出来ない。
プーチン大統領は鉄則である「短期戦、局地戦」を踏み
外した。短期で確実に決着できる目処がなければ、いくら
「あおり運転」されようと戦争に打って出てはいけない。
ウクライナへの全面侵攻自体が無謀だった。その過ちを犯
したプーチンは冴えない戦況になす術なしといって、何の
過言でもない。ウクライナなど国家としての実質はない、
と見くびったのである。それはヒトラーがソ連とのの不可
侵条約を破り、侵攻を始めたのは「ソ連は腐った家のよう
なものだ、ドアをひと蹴りすれば倒れてしまう」、だが
ソ連の領土は広すぎたのである。
臍を噛むプーチンは孤立感に苛まれている、消極支持や
経済で下支えの国は多いが、北朝鮮のような独裁国家でな
ければウクライナ戦争支援などやってくれない。ロシア正
教の信者のプーチンが宗教、絶対否定の北朝鮮との蜜月に
精神の救い求めるのは、もはや末期的症状なのだろうか。
誰も相手にしないような世界の落ちこぼれ国家との友好、
蜜月、ロシアの高校生まで日本の朝鮮学校生徒のように北
朝鮮に「修学旅行」に及んでは、ロシアの奇怪な孤立感を
いやでも感じさせられる。
北朝鮮でキャンプ!250名のロシア高校生、北朝鮮は
「いいところだけ見せる」の精髄を全力で、である。

ロシア軍のクーデターはあるのか?ウクライナのクーデ
ターを策し、失敗、逆にロシアでクーデターなら敗北を認
めるようなものだろう。このまま、一進一退の戦況がだら
だら続けば、やはりクーデターの可能性は十分あると云わ
ねばならない。ただ単純な道筋はとらないだろうが、プー
チンの挫折はしかし深刻である。最終的な敗北、プーチン
失脚は避けられまい。
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