暴言の中の真実!「政治とカネ」は何ら本質的な問題ではない。政治の中身こそが重要である!
言うまでもなく、政治家は清廉潔白であることは好ましいの
は事実だ。「陳情に便宜をほどこすから袖の下」とか政治を
利用し、私腹を肥やす、それは許されない。だが、そのような
悪質なものでないケース、要するに政治にカネというより、
この世でなすことは、基本、全てカネがかかる。個人一人が
地方からちょっと東京の美術館に行って絵画を鑑賞しようとし
ても新幹線の往復、ホテル代など、莫大となってしまう。ま
して現実の政治である、ケースはさまざまだが、日本の公選法
の非現実的なまでのベカラズ規制を考えても、およそ国際的常
識では無意味な「清潔性」など実は有権者、住民、国民にとっ
て百害あって一利なしの偽善を超えた悪法である。
政治と云って様相は万華鏡である。この世では呼吸している
だけでカネがかかる。悪質性と云って、その判断の基準もまた
さまざまだ、日本のメディアが咆哮する、また法制審議会など
による「政治とカネ」の規制は非現実的すぎて、要は肝心の政
治の中身の悪質化、空洞化は一切問わない、有権者におにぎり
を出すのは買収で厳罰だが、政治家となすべき職務をなさず、
国のあるべき方向への政治的努力などの実態は全く考慮せず、
民主主義のまさしく形骸化のみ進行という状況こそ絶望的で
ある。
日本は資本主義国、だからカネにまみれた汚職が、というな
らそれも常識だが、あまりに無意味な「清潔さの要求」と、公
選法に見られる無意味な過剰な規制、それと並行しての政治の
中身の形骸化を見ると、メディアが「政治とカネ」があたかも
最重要テーマという、つまるところ政治の中身から眼をそむけ
させる愚民化報道の洪水こそ、国を亡ぼす因といわねばならな
い。
裏金!問題もこれぞ絶対的に重要な問題というメディアに押
された石破首相が、要はメディア受けを狙っての非公認だが、
なによりこれは政治家としての何ら本質的な問題ではないと
知るべきである。記載漏れなどで政治家の価値を断定など、
あまりに本末転倒である。
「政治とカネ」の見かけの清潔さなど国民には実はどうでも
いい、といってなんの過言でもない。い科に切実な国民の要求
が実現されるか、その意向を汲む政治家家だけが重要である。
無論、金銭には汚すぎるが民意を汲む努力もしないでは救いよ
うがないが。
政治こ第一である、「政治とカネ」問題は重要なテーマでは
ないし、選挙の際の争点にもならない。国民のためにどれだけ
尽くせるか、である。だが実際、国民の切実な要求に全く応え
ようとしない真の意味の無能な政治家が多い、それこそ悲劇で
ある。
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