自民大敗で「健康保健証廃止」、「マイナ保険証」強要はどうなる?これこそ重要だが


 伝えられる通りの衆院選の結果だ。私は自民党本部からの
2000万円を「裏金」と表現するのは非常に不適切と考える。
だがメディアはこれをお題目化して、結果的に自民党大敗
を導いた。正直、もうオワコンと思っていた立民にこれほど
国民が投票した理由を私も知りたいものだ。確か第二次安倍
政権以来の、うんざりするような自民一強、官邸の意に沿わ
ないニュースキャスターを降板させたり、日本会議の跳梁、
安倍ミニファシズムとその増上慢は目に余った。極端な自民
一強はひとまず終わったが、国民は本当に「政治とカネ」と
いうメディアのキャンペーンで立民に投じたのだろうか。
都知事選でもあれほど不人気と思われた立民がなぜ、かくも
、である。生活に密着の問題、それは健康保健証廃止、マイ
ナ保険証強要、円安による物価高、トータルでは世界で最も
個人への課税が厳しいことによる生活難、高すぎる教育費で
の家計の破綻、まあ「政治とカネ」は自民党を敗退させるた
目のお題目ならそれでイイとして、問題は生活密着のあまり
に深刻な状況が噴出していることだ。

 立民は民主党以来の「格差是正」名目の個人への重税を、
課税強化を党是としている。東京都民などは民主政権での
相続税強化、所得税強化などで重大な被害を受け続けている
が、それはどうだったのか>という疑問もわく。だが、さり
とて自民党が個人重税に反対というわけでは毛頭なく、個人
への「マルクス主義税制」を運用してきたのは自民党である。
別に自民一強終焉はそれでいいが、さりとて立民も重税化路
選ということである。

 では健康保健証廃止、マイナ保険証強要はどうなるのか?
である。私は悲観的だ。何の方針変更もなされないだろう。

 ともっかう採集議席数は

 自民 191

 公明 24

 立民 148

 維新 38

 国民 28

 れいわ 9

 社民  1

 参政  3

 保守  3

 無・他 12


 自公で215である。過半数は233議席、

 立民とて失地回復だが148議席では連立を組まないとどう
にもならない。

 維新、国民は自民延命にも立民にも利用されたくない。しょ
せんは水と油である。おいそれと連立政権は成立しない。立
民と維新、国民が合わさっても過半数に及ばない、

 つまり不安定なた多党化、というだけの状況である。高市
早苗とて旧安倍派が多数落選で自民ははるかに過半数割れ、
新党結成も新右翼政党の泡沫でしかない。どうしようもない、

 結果は隠微に石破政権が継続する、可能性が高いという
しかない。国民生活救済も健康保健証継続も期待できない
ということである。

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