トランプ候補、ハリス候補にせり勝ち、大接戦で第47代アメリカ大統領か?マッチョはアメリカを救うのか

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 刻々とアメリカ大統領選挙の開票速報はネットに掲示され
ている。獲得した州の数はトランプ候補が随分多そうだが、
獲得選挙人数は大きな差はでていない。一目瞭然で東部、西
部の大都市を含む州でハリス候補、だがその間、中間の州で
は圧倒的にトランプ候補である。東西の州は選挙人の数が多
い。特にカリフォルニア州である。

 さて、帰趨は現状ではトランプ候補だが、確定にはまだま
だ時間はかかるが大勢はトランプ候補である。

 何がトランプ氏を優勢に導いたのか、まず民主党、バイデン
政権への失望、不満である。経済無策、移民流入も、また麻薬
対策は全くだめである。トランプ氏のように麻薬密売人は死刑
、移民流入阻止、は過激なようで実はアメリカ国民の危機感に
大きくアピールしたのな否めない。ゴア以来の民主党の過度な
脱炭素政策は世界最大の席有生産国、また豊富で品質も優れた
石炭生産国のアメリカの産業基盤を大きく害する。雇用への影
響も深刻である。EV専業のテスラオーナーもトランプ支持は
「含蓄」に富む。民主党、バイデン大統領への不満もインド系、
黒人系にして女性というハリス氏のキャラクターで目先を変え
る、その戦術は当たった部分はあるが大勢とはなり得ない。だ
が副大統領としての職務に実績がなさすぎた。

 実は根底にアメリカの精神に流れる、「マッチョ」というべ
き、パワー志向、強者の哲学というものに共和党はより親和性
がある。民主党のリベラル志向はアメリカの骨太な精神的基盤
と相容れない部分がある。むろん、それが受ける場合もあるが、
民主党は概して煮えきらぬ大統領を輩出しやすい。

 対日関係も両者で異なるが、外交は基本、共和党も民主党も
基本的にさして変わるものではない。それにしても、日米戦争
が終結、80年になろうというのに、日本だけは属国視すると
いうのはどういうものか、石破首相も人気はないが、日米
合同委員会体制を永久化の修正の考えはある意味、当然であ
る。

 経済的には実はトランプ氏、「パリ協定」離脱方針は国際的
にも大きな影響を与えるものである。

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