正直、生涯でボーナスなど一度も貰ったことはないです。別にほしいとも思わなかった
12月、それと7月だろうか、日本ではボーナスシーズンであ
る。個人自営業者かいわゆる非正規でないかぎりボーナスは
基本的に貰うはずだ。もちろん正規雇用でも別に必ずボーナス
を貰えるわけではない。民間なら業績も影響はする、がまず、
この日本社会はボーナスを受け取るものの割合は高い。昔は、
特に公務員は口座振込でなく直接、現金を手渡しでボーナスシー
ズン、女性公務員が満面の笑みで賞与袋を受け取る場面はテレ
ビデよく放送されていたものだ。個人自営業者の妻などは、そ
の場面を見ると泣きながらテレビを切った、などという話も聞
く。まあ、日本は差別的な国で勤務実態は正規雇用と変わらな
いのに、福利厚生もなくボーナスもなく黙々と職場を守る労働
者、人達が実に多いがメディアがそれらを取り上げて報道する
ことはほとんどない。
だが普通に学校を出て大学でも出たら、基本はボーナスが貰え
る身分にはなる。ただ書類審査は何十回、通っても最終面接で必
ず不合格になった、という人も結構いるようだ。また医学部とか
司法試験という目標があり、別に社畜で終わる気持ちがない人は
、バイト、非正規を選ぶケースもかなりある。要するにこの日本、
ボーナスを貰う正社員がルーティーンであっても、それから外れ
て生きるもまた多いのである。生き方は一通りではない。でも、
ルーティーンからのハズレ具合も千差万別である。個人歯科医院
なんかボーナスなどなかったです。医学部出てボーナスない人は
少ないでしょうが、歯学部では普通です。実際、無休医局員って
昔よくあったわけだが、現在は臨床実習必修、そこで多少のサラ
リー、その後、医局に入局、正規は定員は多くはない。まあ医師
なら病院に就職はある、歯学部は就職は原則ない。だから、共産
党と最も就職で縁の深い学部が歯学部と嘲りを受けるわけである。
協同病院、生協歯科などがあるからだがすべて公安の監視対象で
ある。
で、わたし、正直なところ、いまもってボーナスなど貰ったこ
とはない。まあ、ボーナスもないくらいだからロクな給料も貰っ
てはいなかったことになる。でも、カスミを食って生きてきた?
そうかもしれない。毎年ボーナスシーズンが辛かった?いい気分
はしないが、無神経なせいか、別にさほどに思ったことはない。
でもそうして生きてきて、自分で言うのもナンだが、今えらく
貧しく無資産家といえば並のサラリーマンをやってリタイアした
人よりはよほど豊かかもしれない。外れて生きる人生でも結果、オ
ーライなのだろうか。少なくともこき使われた経験も乏しいので、
若く見えるのも事実だ。人生はどう生きても構わないのかもしれ
ない。
それはさておき、わたしは生涯、お師匠さんを持ったことがな
い。誰からも教えを叩き込まれたことがない、すべて自分で学ぶ
しかなかった。孤独な道だが、それもよしである。要領よい使用
人にはなれないタイプは一定数はいる。決して少なくはない。だ
が人生行路は厳しい、苦渋だ、しかしサラリーマン生活よりは楽
かもしれない。
ボーナス?今でもほしいとは思いません。チビリチビリ生活に
慣れているからかもしれない。別に後悔はない。あまりお金を欲
しいと思ったことがない、これは事実。だから生きてこられた。
ボーナスを貰う必要はないが、人にボーナスを出せるくらいの地
位、立場に立つことは大切だと思う。
この記事へのコメント
5月には納税がくるし、売上の増減よりも税務署に潰されると感じました。