運転免許維持のためには認知症検査よりゴールド免許死守がはるかに重要。すべてのドライバーに重要なゴールド免許


 日本国政府が明らかに高齢者からの運免許剥奪政策をマス
メディアの全面的翼賛の支援のもと、強力に推進しているこ
とは明らかだ。「アクセルとブレーキの踏み間違い」キャン
ペーンがそのスタートとなったが、ならAT車の「左足ブレー
キ」を推奨すれば解決するはずだが、決して絶対に絶対に口
が裂けても言わないし、マニュアル車推奨も同じことだ。
非常に政治的なことだが、このような政府しか持てない国に
生きることを肝に銘じる以外にない。

 高齢者講習、認知症検査は事前に「4コマ漫画」を作って
頭に叩き込むしかない。教習所でいきなり初めて見た、では
突破できない。早めに準備である。・・・・・・だがこれは
準備で何とかなる。

 何が重要か?端的に言えばゴールド免許の死守である。なに
せ75歳以上の免許更新は、その三年前から一度でも交通違反を
犯せば、原則、「技能検定」となる。ただでさえ、認知症検査
の二度手間の75歳以上の免許更新で、技能検査となると実質、
もう免許放棄につながる可能性が高い。技能検査のの予約が
取ににくい、かりにとっても慣れない車、慣れないコース、ま
た緊張感で失敗をしかねず、国からも「20%は不合格にするべ
し」とのお達しが、各教習所に厳命されている。

 だから一度たりとも違反摘発されないこと、一度ですべてが
終わりかねないのである。可能性としては40、50㎞/h速度制限
の公道での速度超過と一旦停止違反の可能性が圧倒的に高い。


 ドクター中松は1928年の生まれ、今年、96歳で免許更新を果
たした。秘訣は「ペーパードライバー」である。これは最もゴー
ルド維持に有効だが、東京のような大都市部居住なら車などかえ
って不便であり、運転の必要はない。だが大都市部以外は、とく
に地方は車なくして生活は不可能である。ペーパードライバーに
徹するは不可能である。

 したがって大都市部以外の高齢者は

 ①本当に必要な買い物、用事以外に車は運転しない。レジャー
で遠くに出かけたりしない。空いた郊外路は走らず、ゴーストッ
プの多い渋滞路的な道路しか運転しないこと。

 ②息抜き的にスムースに走れる場所を見つけることも大切だが、
速度違反取締が実質不可能な場所かどうか、十分、つねに警戒を
怠らないこと。

 ③いやな言い方だが、常にあるいていど「技能検定」的な、路
上教習くらいの気持ちで運転すること。


 高齢者ばかりでなく、すべてのドライバーはゴールド免許の維
持は重要である。任意保険料が安くなることもあるが、免許更新
は現在、ゴールド以外は非常に限定された場所でしか更新手続き
が出来ない。これが大混雑でまず散々、苦労する。とにかく違反
検挙されないこと、が全てである。


 免許センターでの更新は多くが事前予約制となっている。それで
も大混雑だ。ゴールド免許なら無縁であるが、いつ何時、である。
だが大都市部での更新手続きは警察署では限定的な場合があるか
ら注意が必要。例えば広島県警である。ゴールドでも免許センタ
ーで更新しなければならない。


 ダウンロード (95).jfif


  要は単に高齢者ではない、運転免許更新にこれほどの労苦を
 与える国は日本以外にはない。

 
 

この記事へのコメント