高校野球がもし7イニング制、「甲子園出場」と大騒ぎしても、たった7回で終わり、ドラマ雲散霧消で甲子園熱は劇的に低下
高校野球で7イニング制の導入が高野連で議論されている。
韓国、アメリカの高校野球は7イニング制でもそれ以外の国は
違う。まだ高校野球は子供だから7イニング制でいい、それも
いいが、ではそうなると栄誉ある甲子園出場、特に選抜大会
などは21世紀枠も含め、出場決定までのじりじり時間が長く、
決定と決まると大歓喜、・・・・・というが寄付まで集め、
応援も多数動員して、いざ始まってわずか7回で、半数はま
ず7回終了で甲子園を去る。高校野球はリーグ戦形式は全く
とぼしく大会はトーナメントだ。負ければ終わり、しかも7
イニングのみ、延長はあってもタイブレーク制、打席は最大
3打席、まあ、2打席の選手が多いだろう。また選手の出場
機会は乏しい、まずDHも同時導入にしても、野球に力を入れ
、野球を学校のアピールの存在と位置づけている高校でも、
7イニング制ではもう余計に選手を入学させてもますます出
場機会は乏しい。過去の甲子園の記録との比較も出来ない。
7回でノーヒットノーランは参考記録にもならないだろうし、
一事が万事というもので、「甲子園出場」も、もう大騒ぎ、
バカ騒ぎするほどのものではない、というシラケに半ば以上、
支配されるだろう。
少年野球、中学野球は7イニング制、DH制である。高校野
球からは、とりあえず「大人」の野球という設定だが、炎天
下出の健康への悪影響は、「気候変動でさらに激化」は一種
の愚民化というべきである。ならずっとまえから「なぜこん
な炎天下で試合を?」は何の変わりもない。甲子園単独開催
という高校野球の事情からして2026年からは7イニング制導入
の可能性は高い。朝日新聞がえらく7イニング制をプッシュし
ているようで、これは悪い予感が当たりそうな気配である。逆
に「寒冷!」な時期の選抜大会の毎日は反対しそうだ。紙の新
聞の影響力がいかに低下しても高校野球では帝王なのである。
おかしいのは高校生の全国大会は基本的に夏休みに行うこと
が多い。典型はインタハイ、高校総体で、球技から陸上から
多くが屋外である。インドアばかりではない。それらは炎天
下となるが、ここで炎天だからルール自体を改正、などとい
う議論がなされている種目、競技があるとは聞いていない。
サッカーが、ラグビーがルールとして時間短縮などおよそ聞
かない。なぜ甲子園、高野連主催の野球だけ大げさに取り上
げ、ルール自体を改正しようというのか。炎天下以外の季節
の試合だって多いのである。寒々たるセンバツ大会でも7回
終了では、「体が冷えるのを防ぐ」から7イニング制?とこ
じつけるのだろうか。
たった7イニングで出場機会も運動量も減る。私は最も大き
な影響は甲子園大会の形骸化と人気低下、みっちり運動量がか
せげるサッカーの人気が向上することだと思う。野球部に入っ
ても試合にもでられず運動量もわずかとなるとサッカーをやる
生徒が増加は避けられない。「甲子園」に出場が決定しても、
たった7回で帰るなら、騒ぐこともない、甲子園出場熱も低下
は避けられそうにはない。伝説的ともいえる高校野球の地位
も瓦解は免れない。8,9イニングのドラマは雲散霧消なのであ
るから。もうやめたら、とさえ言いたくなる。
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