自民、公明、立憲民主党の増税・重税三羽ガラスは退場を!

IMG_1679.JPG
 「格差是正」が党是、社会民主主義を越えたマルクス主義
正統の立憲民主党に「格差是正」の世直しをしていただくた
めに相続税、消費税、所得税などへの「増税」をしていただ
く、日本の経済水準から考えれば全くの大衆増税である。外国
の所得税、相続税を考えればわかる。立民はさらに「累進を強
化」、「相続税はさらに厳しく基礎控除をさらに引き下げる」
そうである。一度、民主党に政権を与えてみたら、と思って国
民が民主党政権を樹立したら、結果はとんでもないものだった。
所得税強化、相続税強化、ともに世界に比類なき重税なのだが、
「格差是正」と「財政規律」、自民、公明、立民とも森永卓郎
さんの云われる「ザイム真理教」、立民はそこにマルクス主義
だが、戦前から日本はマルクス経済学研究が世界で最も盛んな
国であり、戦後は大学増設、経済学部設置で世界一のマルクス
経済学者数を誇った、その戦前から連綿の影響は東大など旧帝
大に染み渡り、そこからでる官僚、政治家が根底でマルクス思
想に染まっていた。だがそれは「資本主義国でのマルクス思想」
であり、昭和20年代でも「東西に類をみない重税国家」という
嘆きが叫ばれるほどであった。所得税の累進の激しさ、と三代
でゼロになる、と云われる相続税であった。あの貧しい時代か
ら重税構造は日本の国家構造であった。さらに消費税である。
民主党時代に消費税率は10%に、ここまでやって福祉、教育が
多少でも西欧に近くなったかといえば、すでに現状で国民負担
率は西欧並、というよろ相続税を勘案したら文句なしに世界一
の国民負担率である。これだけ税金を取られて、なぜ日本の政
治家、官僚はさらなる増税を叫ぶのか、・・・・・・

 端的には財政均衡主義だが、いかに日本という国は借金をか
かえようと、プラスの資産を考えないと無意味である。そもそ
も国債なくして国家経済はない。

 日銀は紙幣を刷る。それがお金になる。タダ同然の紙幣が1万
円になる。だがその刷った紙幣をタダで日銀が配れば依然タダの
紙切れだ。だからタダで配らないなら?紙幣を売るのだろうか?
 なら紙幣を銀行に売って紙幣を受け取る?そんなバカなことは
ない。結局の所、紙幣が価値を持つには日銀が「何かを買う」し
かない。これは金本位制だろうが金本位制でなかろうが、関係な
い、紙幣が価値を獲得の手段だ。

だから日銀は例えば金融資産を買うことで紙幣を世に出す。別に
不動産でもいい、株式でも投信でもいいが圧倒的な金額の買い物
が必要だ。それが銀行などがもつ「国債」なのだ。買った国債が
満期になれば借り換えたらいい、そこで日銀は未来永劫、国債を
保有だがそれでどうなる?国は国債の利息を日銀に払うが、日銀
の国庫納付で国に戻る。つまり日銀が民間から国債を買い込むこ
とで借金は国からは消える、これは森永卓郎さんもおしゃってい
るが、これはトリックでなく、まさしく真実だ。日本は何も世界
で最も熾烈で厳しい所得税、相続税、さらに零細、貧困層からの
容赦ない収奪の「消費税」など必要ないのである。が、財務省の
ある意味、最大の仕事は報道操作である。「大新聞」に財務省の
思惑に沿った、いわく財政危機、財政再建待ったなし、高齢化で
急増の福祉財源!など悪質な世論誘導、愚民化で長年、まさしく
協力関係を堅固に築いているのである。

 繰り返しになるが、

 日銀が世に紙幣を出すにはばら撒くわけにもいかず、銀行に売
りつけも出来ない。から何かを買わなければならない。そのため
の国債だ。国債を発行といって何も国から直接、日銀が買うわけ
ではない。銀行である。日銀が国債を買った時点で国の借金は消
えている、この本質がわからない、でなく隠しとおす財務官僚な
どは全て知っていても、借金何千兆円と言いふらす。増税の根拠
とする。まあ立民ならさらに「格差是正」で増税という。何も立
民などに「世直し」で増税などしていただく必要はない。野田が
また「財政規律」と喚いている。日銀が最終的に買った国債はも
はや借金ではなくなるのだ。紙幣経済の点で絶対、国債は巨額に
必要なのである。

 ただ問題はお金、紙幣はいくらでも国債を買うことで刷れる。が
それが価値を持つには現実にブツ、とサービスがなければならない。
戦時下、日本は全くものがない、食料もない、だから「お金はある
が食べ物も、物もない」であった。そこで紙幣大量発行は多くの副
作用を生む。要はもの、ブツがあること、が紙幣が意味をもつ条件
である。お金は実は幻想だろう。いくら紙幣があっても米がなけれ
ばおコメは買えない。人類に最も緊急で必ず生じる破綻は金属不足
である。人類は遠くない将来、金属不足で文明が終焉は間違いない。
さしあたり銅資源である。銅線盗は増加の一途だろう。

 ともかく「財政均衡論」は誤りであり、これを理由の増税、自民、
公明、立民の三羽烏は退場を願うしかない。

 

この記事へのコメント