既成マスメディアが報じない令和の百姓一揆。現状では日本の農業は消滅に瀕する

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 既成新聞、放送局がおよそ報じたがらない重要事案がある。
トランプ政権が日本に「消費税を廃止すれば関税をなくす」
そりゃそうだ、付加価値税、それを日本が真似た消費税は輸
出補助金の隠れ蓑なんだから、「消費税は福祉財源」と零細
業者、フリーランスなどからも搾り取って行き先は大半は超
大企業への輸出補助金となる「消費税の還元」である。その
ような輸出補助金の隠れ蓑税制のないアメリカが怒るのは当
然だが、無論、日本の既成マスメディアは一切報じない、以
前に存在をもみ消す。財務省解体でデモも、さらに令和の百
姓一揆だ。報じない。例外的な新聞は長周新聞だ。

 「農家に欧米並みの所得補償を!市民に安心して食を提供
できる生活を!」との要求をアピールするデモが、3月30日、
東京都内で行われた。令和の百姓一揆である。主催は「令和
の百姓一揆実行委員会」終戦後の飢餓、食料不足に悩まされ
た日本は懸命な努力によって何とか食料生産を回復、増産に
こぎつけたが現状は急速な農村、農業従事者の高齢化、さら
に重労働、経費ばかりかさんで赤字にしかならない農業の構
造的な要因で離農は急速に進んでいる。特に米作は壊滅的で
ある。実行委員会の「食と命を守り、食料自給率を高め、農
政の大転換を作り出そう」という呼びかけに共感する動きは
想定を超えて広がり、全国から個性豊かなトラクターが約30
台、農家や市民約4500人が集まって東京都内を行進しながら
沿道の人々に、「食と農を守ろう!」と訴えた。東京都内ば
かりでなく、全国各地14カ所での同時開催となった。「令和
の百姓一揆」はコメ不足と価格高騰が深刻化の中で、農業立
て直しに向けて大きなうねりが全国各地で起こっていること
をあらわしている。  (長周新聞より)

 ということだが、3月30日、午後2時、集合場所の青山公園
には「農家は日本の宝」、「食料価格の安定、若者も農業が
行えるような制度を!」「百姓滅びて民飢える」、「農家は
希望だ」「おコメを食べよう」など思い思いの主張をプラカ
ードを掲げて集まった人たちが続々と集まってきた。

 出発にあたり、同実行委員会代表で山形県で農業を営む菅
野芳秀さんは

 「日本の農業は今、崩壊局面に入っていると云って何の
過言でもない。日本の村から農民が消え、作物も消え、つ
いに村自体が消えようとしている。いま農村でしきりに出
ている言葉は『農じまい』というものだ。その影響を受け
るのは我々、農民ではない。都会の消費者だ。国民だ。だ
からまだ辛うじて残っている農民とみなさんが力を併せて
日本の農業を滅ぼす政治を変え、食と農と命を大切にする日
本に変えていくことだ。今日はその第一歩のスタートだ」

 と力強く挨拶した。

 さらに続けて「ものごとは農であり、食であり、人々の命
だ。右も左もない」と述べ、表向きの政治信条を超えた広範
な連帯を強調した。


 茨城県、千葉県、山梨県、埼玉県、神奈川県、遠くは五島
列島や因島市からもトラクターや耕運機とともに東京に集ま
ってきた農家の人達は

 「地元で私たちのような若い世代が本当に少ない。それを
変えていく、希望のある農家をアピールしたくてここに集ま
った」、

 「この集会を機に、大儲けは出来なくていいから採算に見
合うような農業を確立したい」

 「皆さんの思いを背負って行進したい」

 「食と農業の大切さを都会の人にも、また一人でも多くの
人に知っていただき、社会の流れ、構造を変えていきたい」

 などとそれぞれ力強く挨拶、会場からは大きな拍手が湧い
た。

 参加者を代表して挨拶した福島県伊達市の農家の女性は

 「家族農業でイチゴ、キュウリをメインにして農業をしてお
りますが、年明けに百姓一揆のフェイスブックを目にして、私
もぜひ参加して思いの丈を表現したいと思って参加しました。
・・・・・・私の好きな言葉は土に根を下ろし、風とともに生
きよう。種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう。私たち
は土を離れてはいきられない、これは『天空の城、ラピュタ』
にあった言葉ですが大好きです」

 山田正彦元農水相は

 「若い頃、最初の仕事は農業だった。だが農業では食べては
いけない。これは世界の農業に基本的に共通だ。だからヨーロ
ッパは国が農家の八割の所得を保証している。あの大規模農業
のアメリカでも国が四割を保証している。日本はそれがないん
だよ。よくこの狭い農地、高コストの条件の日本でよく農家の
方々が頑張って食料を供給してくれていると思います。戦後の
農業を大切にしよう、農地を大事にして国民の食料を守ろうと
いう初心がまったく崩壊している」

 デモの終了後、「令和の百姓一揆」実行委員会は、明治記念
館で次の行動に向けた集会を開催、今後の運動の展開を協議し
た。

 と、以上は「長周新聞」の記事からのピックアップだが、本
当に既成マスメディアがろくに伝えないので価値ある新聞だと
痛感する。何かといえば暑さ強調のドグマだが、実は日本の農
業に、とくに米作で最大の危険は日照不足、長雨の冷害である。
1990年代のあの冷害でおコメの作況指数は47にまで急落、タイ
米騒動となった。まして米作農家の農業従事者の平均年齢は70
歳を超え、最多年齢層は72~73歳である。これで数年後を考え
てみればいい。あの重労働、一年に渡り、多額の経費、病虫害や
鳥獣の害、風水害にまで神経を使ってやっと手にする収入はあま
りに少ない。2023年では米作農家、一年で手元に残った純益は、
わずか1万円であった。今後は全く危機というほかはない。

この記事へのコメント

killy
2025年04月12日 15:48
農業が下火になったら、土地が荒れます。
今、日本中の山林が荒れていますが、植物や生物の多様性も失われました。
官僚も大臣も現在の状況から30年後はどうなるか予測しなければなりません。