【地域のニュース】「旧矢掛商業校舎、跡地」をカイタックグループ・貝畑学園は「日本語学校」開校、喫茶店もない街で?

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 マイナーなテーマだが岡山県矢掛町の旧矢掛商業高校校舎、
跡地を岡山市本拠の貝畑学園が「日本語学校」の開校が決定
したというニュース、本来は2024年4月に開校のはずが文科省
の認可の遅れで今年、2025年10月に開校となった。・・・・

 このニュースを聞いてどう思うだろうか。まあ、ウンザリ
だろうか。手続きを重ねれば日本語学校の生徒も「バイト」
は可能だ。貝畑学園は「バイト保証」という。さらに住居も
、だが「日本語学校」も学校だから学校生活を送るのに、そ
もそも喫茶店もない、倉敷に行くのも1時間に1本の井原鉄道、
バス便もすくなく1時間1本レベルだ。観光客向けの飲食店は
かなりあるが、ちょっと。観光客が来ないときは本当に静か
な街だ。普通は高校を出て進学したら、就職したら基本、皆、
街を出る。別にこの街に限った話ではないが。私の同期辺り
もほぼ街を出ている。

 カイタックは元来、繊維企業である。当然、矢掛町にある
被服系工場に日本語学校生徒のバイトを労働力不足に悩む
当該工場に斡旋しようということだろうか。倉敷に近く地価
や安い矢掛町は倉敷などから多くの工場が移転、操業してい
る。だが超高齢化、若年者はほぼ流出、周辺との交通は不便
この上ない矢掛町は労働力は不足である。そこで日本語学校
というのかどうか、どこまでも「バイト」は条件付きで可能
である。

 東南アジアを中心に生徒を集めるという。でも矢掛町に
てどう思うだろうか、静かなまとまった街並みだが、若者に
は本当に魅力がない。矢掛高校を出た人のコメントでも「こ
の学校に来たのは失敗。喫茶店すらない、交通は不便この上
ない。レトロを観光資源とするが、それだけの街」つまり学
校、学園生活を楽しむ要素は全く欠落している。多分、貝畑
学園の矢掛町の日本語学校に籍をおいて「逃亡」を図り、す
ぐ都会に出奔する生徒が多いのでは、と普通に考えれば思っ
てしまう。矢掛は距離のわりに交通、アクセスが非常に不便
な町だ。およそ若い人が住んで愉しい場所ではない。

 別にありきたりな、つまらない話だが。

 発端は旧制矢掛中学と旧制矢掛女学校を統合、矢掛高校を
創設して十数年?は女学校は西校舎として利用だったが生徒
数も減少し、西校舎は不要。そこで解体して更地にして何か
新たな発想であたっていれば問題なかったが、当時の町長が
「町立商業高校」を創立を吠えた。これがすべての、その後
の茶番劇の始まりである。県教委の大反対をおして強行設置、
念願の県立移管後、すぐに廃校になった。それで解体、撤去
そしてしておけば、だがまた「再利用」、町も詐欺めいた話
でそうとうな公金をドブにしてたわけである。ひどいのは、
片山敬済のバート・インターナショナルで一億数千万円の公
金をドブに捨てた。そこでカイタックグループ、貝畑学園、
岡山市に設置のビジネスカレッジも少子化で生徒集めは容易
ではない。そこで「日本語学校」となったのだろう、旧校舎
利用で投資額は最小限である。リスクは低い。町は労働力は
不足である。

 「学校生活」を楽しむ「都会的魅力」は皆無である。さて、
どうかな、という気はする。さして投資も必要ない、矢掛か
らの撤退は早いと思う。秒読みかもしれない。

この記事へのコメント

killy
2025年05月30日 13:03
詐欺のバートインターナショナルと矢掛町を会計検査院に提訴しましたが、会計検査院は動きませんでした。
日本語学校は予想通り失敗に終わるでしょう。
現在、町は嵐山の麓に20億円をかけてキャンプ場を造成中です。このようなバカを推し進める気が知れません。