参政党と、れいわ新選組、どちらが国民の支持をよりばせるか。反既成政党の戦いの帰趨

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 東京都議会選挙の結果が話題である。昔、東都知事のとき、
自民党が汚職を繰り返し、社会党が第一党になったこともあっ
た。1964年くらいだったか。東京都民の支持政党動向はやや特
異だが、衆院小選挙区はますます人口に沿った定数になってお
り、大都市部、特に東京都の議員定数は多くなるばかり、小選
挙区はますます異様に狭くなるばかり。だが衆院では東京都民
の選択はますま比重が重くなっている。小池都知事の都民ファ
ーストは純然たる地域政党で全国展開、国政選挙には向かわな
いから都議選の結果の影響は実に微妙だ。

 都議会議員選挙はあくまで地方選挙、しかも地域政党が第一党
、で全国への影響は奇妙に濾過されてしまう。小池都知事は本籍
は自民党、それが云うならば仮面を被って個人プレーを行ってい
るだけだから、要は自民党、と言いたいが、そうでもないのは、
結果として自民の都議会第一党を阻止というその結果が全国へ、
「自民はダメ」イメージを与えたからである。

 組織選挙の公明も落選者を出し、共産党も減少、立民は個人重
税路線で東京都民には好ましい政党ではないが、そこそこ支持を
得ている。

 大阪の地域政党、日本維新の会は都民ファーストと異なって全
国展開を図る国政政党だが、都議会では当選ゼロ。逆に国民民主
は8名当選、やはり貶されても支持は伸ばしている。

 しかし私は参政党に注目せざるを得ない。3名当選、参政党は右
翼ポピュリズムとはいうが、右翼的なスタンスから日本人ファース
トというコンセプトで政策を放っている。東京は右翼的といわれる
ひとが多いから、東京では実は受け入れられやすい、ということか
もしれない。

 対して著名なる山本太郎をリーダーとする「れいわ新選組」、私
は「庶民視点のリベラル・ポピュリズム」と考える。参政党が右翼
スタンスなら「れいわ新選組」は庶民リベラル、過激リベラルであ
ると思う。既成政党に心底、あきあき、という人は多いと思うが、
日本人はまた権力に弱い、端的にいうなら愚民化されやすい、情報
操作に弱い、それが自民の長期政権のまず基盤だが、今後の政治の
動向を考えれば、この二政党から目を離せない。日本維新は全国で
はさっぱり人気はない。

 だが結果として先行は参政党である。日本人の基本、保守的心情
に上手くマッチしている。自民、公明の中国人の日本の不動産取得
制限の一切拒否という姿勢も国民に広く怒りを呼んでいる。そういう
場合、参政党以外にその声に応える政党はない、むろん保守党もだが
、やや狭すぎるイメージだ。れいわ新選組は庶民視点のリベラルだか
ら国民の右翼的欲求に応えにくい。この点が、どうにも、れいわ新選
組の、政策はいいが選挙で勝ちにくい、ということに通じていると思
われる。

 私も自民、公明、立民はさすがにウンザリ、官僚の傀儡である。共
産は好かぬところが多い。維新は大阪の地域政党、残るは参政党、れ
いわ新選組とならざるを得ない。だが参政党の強さがますます感じら
れる。リベラルより右翼性、だが維新にはノーの日本国民だろう。や
はり今後は参政党中心となりそうだ。

この記事へのコメント

纐纈 晃
2025年06月24日 00:22
都議選が終わっていろんな評論家がコメントしたが、どこかものたりない。ここの先生の“総括”がいちばん的を射てると思う。参政党には希望が感じられ、石丸新党などコメントする価値もない糞だということです