JAの米の買上げ価格は昨年比2倍となっても米作農家はなお全然、赤字。超高齢化で米作継続は困難、

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 基本的な状況は米作農家の高齢化は著しく、もう実は限界に
近いと言える。平均で72歳超え、73、4歳はもっとも多い年齢
層である。なお米作を続ける理由は?ひとえに先祖伝来の田を
守ることに尽きる。この事情は今も昔も変わらない。だから、
・・・・・・国内の米の需給はタイトになる。別に「気候変動
ドグマ」を持ち出さなくてもいいのだ。

 運転手、車のドライバーはまずは2024年問題とされた。これ
は残業規制だったが高齢化による退職像で決定的に運転手が不
足が2030年、2030年問題と言われている。団塊ジュニアの最初
というべきか、大阪万博、EXPO’’70生まれは2030年には60歳と
なる。2030年代は致命的時代となる。

 JAの農家からの米の買取価格は30kg、15000円であるという。
5kgで2500円、これで前年の2倍であるから、いままでいかに米
が安く買い叩かれていたかである。ワンシーズン、稲を育て、お
コメとして収穫するまでのありとあらゆる経費、農機の整備代、
燃料代、灌漑施設の費用、肥料代、病虫害を防ぐ農薬代、鳥獣の
害を防ぐ費用、最初の苗の購入費用、挙げれば際限もない。物価
上昇の折、それらは容赦なく上昇する。しかも稲を育てる農作業
の過酷さ、つねに日常、見回る必要がある。

 この恐るべき労力と経費で収穫されたお米は昨年は30Kg、たっ
た7500円であったわけだ。全くの例外を除き、米作農家はほぼ全
て赤字かどうか、のレベルであった。まず赤字だろう、なぜそれ
でも米作を続ける、端的に言えば先祖伝来の田畑を守るという義
務感だけである。どうやって生活できていた?企業に勤務や公務
員をしながら兼業がかっては多かった、がそれもほぼ消滅にひん
している。日本の超高度成長期の話しである。サラリーマンでま
ずかたい収入があれば、米作の赤字で所得税が安くなった、だか
ら、先祖伝来の田畑を守るため、兼業、・・・・・それもお伽噺
になたというほかはない。もはや皆、高齢化しすぎた。後に兼業
でも続く若者はほぼいない。もう限界の時期である。古代中国の
漢詩に表現された通り、まさに「粒々辛苦」である。

 政治家たちは国民の財産である、農民から買い上げた備蓄米で
「価格低下」で「人気」を狙う、・・・・狙った、でもどうなっ
たんでしょうか。日本で米が今後、自給できるのかどうか。「カ
リフォルニア米がある?そりゃある、だが日本の需要をどれだけ
賄える?小麦ではない。カリフォルニアの米作も問題噴出だ。あ
の冷夏大不作の翌年以降、タイ米騒動だったがカリフォルニア米
がなにか貢献できただろうか?絶対的に量が少ないのだ。日本に
輸出できる量が。輸入したければすればいいが、国内での米作が
どこまで維持できるか、その根源的問題が突きつけられている。

 がたがたいう政治家やマスメディアなら、てめえが米作に従事
してみろ、である。

 端的に言えば、もう日本人なら、「米がたかすぎる」などとは
言えないはずだ。

この記事へのコメント

killy
2025年08月31日 09:49
この猛暑にも係わらず、用水は不足していません。
休耕田が多いためです。
今年、数年間放置された休耕田に稲作をした人がいましたが、水田は草まみれで農業の難しさを知ったと思います。