つぶやき館　(元祖つぶやき館)　移転しました

　　
　公明が連立を離脱するという。なら安倍政権でなぜ離脱しな
かったのか？疑問である。基本は創価学会の利権に全て結びつ
く何かがある、「平和と福祉の党」、「日中友好」の美辞麗句
の裏に隠された利権である。支持は急速に減っている、都議会
選挙でも本拠地の新宿区でも議席なしだった。大阪小選挙区は
維新の前に完敗、もう「常勝関西」は太古の話になった。

　維新と公明はだから水と油である。本当に公明は連立を離脱
する気があるのだろうか。離脱なら創価学会は国政から撤退す
ればいい。もともと戸田城聖は参議院までが限界と考えていた
のを池田大作が「衆院進出の遺言がある」と実はウソを言って
公明党創設、衆院進出したのである。その池田大作も死んだ。
高度成長期の都会地域での主に下層住民の救済という社会的使
命も終えたに等しい。創価学会は戦後のレガシーとなったと思
えばいい。これ以上、宗教政党が政治に、政権に関わっての混
乱は終わりにしてほしい。もう目的は果たしたはずだ。創価学
会の恐るべき資産である。

　では国民民主は？まず立民も国民も労組に基盤を置く政党で
ある。これを自民党も忘れてはならない。労働貴族というベき
か、組織大企業、公務員労組の連合に基盤をおいている。連合
が早速、国民に自民と連立などやるなと口を挟んでいる。やは
り自民の連立の相手として不適な要素　がある。

　そうなると維新こそ最も自民と親和性が高い政党となる。私
は大阪ローカルの要求は国政連立に筋違いと思ったが、もう高
市は維新しか組む相手はいない。参政党はまだ衆院で議席を持っ
ていない。ここで連立は参政党の発展を破壊しかねない。

　大阪都構想、副首都、これを高市は呑むしか現実、確実な首班
指名はない。下手すりゃ、衆院首班指名で敗れかねない状況さえ
あり得るのだ。問題は公明だが維新と公明との連立はまた難しい。
仮に公明がとどまっても票が不足だ。野党が玉木で統一する可能
性があるからだ。亀井静香もちょっとまえ、玉木統一でいけば、
と言っていた。

　高市はとにかく首班指名を受け、衆院選挙で議席数を増やした
い、だがその首班指名、公明は、・・・・・私か連立離脱じゃ、
利権絡みで公明も政治に関わる意味はないから、最後は公明から
連立残留を申し入れてくると考える。その思考パターンを知れば
当然だろう。

　事態は微妙である。万一、玉木首班指名なら株価は大暴落は避
けられまい。高市は首班に指名され、総理の座に就いてもその政
策は大いに制約を受ける。参政党が伸びるということである。