維新の「国会議員削減」の猪突猛進で自民は恰好の連立解消、離婚の口実。維新、消滅の道へ
なぜ維新が突如、「国会議員削減」絶対を言い出したのか理
解できない。なぜか議員削減=善というのは全くの愚民化でし
かないのだが、多くのネットユーザーはこの点ではオールドメ
ディアとまさに共通の考えなのである。直接民主主義が制度上
、封じられている現実がある以上、代表を議会に送り出すのは
たった一つの制度上の国民の権利である。「議員が身を切る」
とは「歳費の減額か返上」などを意味するが、議員定数削減は
国民の代表を送り出す権利の縮小であり、国政では議員の新陳
代謝が低下し、小選挙区制度と相まってますます議員の固定化、
固定化された議員たちの既得権益が増大するのみである。この
点は国民も頭を冷やすべきだ。オールドメディアも「比例復活、
ゾンビ議員」極悪という思い込みの思考停止に国民を誘導せず、
どうしたら民意は有効に反映されるか真剣に考えるべきだ。
「小選挙区制並立制」は小選挙区の投票が比例にカウントされ
ず、死票ばかりになってしまう。併用性ではないのである。その
上で比例復活がケシからぬというなら併用制、中選挙区なども検
討し、死票をできるだけ少なくし、民意の反映をより高める制度
を議論すべきである。・・・・・・「定数削減」は国民の代表を
送り権利の削減であり、無論「議員自身が身を切る」とは実は無
縁なのである。
とあまりに敷く停止の愚民化の上に乗っての「維新」の「議員
定数削減」しかも比例区なのだ。個人を国民が選べないゆえの不
合理はある、だからといって「比例区の定数削減」で小選挙区制
並立制はそのまま、では国政の主人公は誰なのか、より民意反映
を可能ならしめるよう知恵を絞るべきが、維新の思い込みの思考
停止の暴走である。
かくして維新で近畿で「比例復活」した林議員が維新を離党し
た。維新の議席数は34に減った。
・・・・・・しかし、自民党にすれば維新の定数削減暴走は実
はこれほど有り難い話はない。そもそも維新の国会議員定数削減
に応じる、といったのは、偶然、決定的なキャスティングボード
を握った維新の議席数が必要だったからだ。下野してしまうと元
も子もない。もう維新の要望には応じるとそのときは言わねばな
らなかった。実際、これほど現在、無意味な要求もない。もし必
要なら制度の改善を話し合えばいいだけであろう。
逆にまことに無理無体な大阪都構想、また至難の社会保険制度
改革、また企業・団体献金禁止がかすんでしまったのは自民党に
は天佑の好都合と言うほかはない。
総裁選前は「定数削減に応じる」といえばいい、だが年末まで
の臨時国会、予算審議、物価問題などのっぴきならない重要な審
議であふれているのに実は全く無意味な「定数削減」法案に時間
をかけることなど出来ない相談だろう。「法案の提出」は約束だ
がその話し合い、決着など容易ではない。
維新からの離党は今後も続く可能性かある。定数削減は地方軽視
、民意反映の低下など自民党の逢沢選挙管理委員長の「論外」とい
う猛反対がある。議員も必ず造反が出る。野党の国民が賛成の理由
もない。法案提出自体が難しいのに、その成立などはなから不可能
だろう。総裁選では味方についた参政党、保守党、無所属議員も反
対である。維新の暴走は無為に終わる。
端的いいえば自民党にとっては、首班指名選挙での勝利で維新は
御用済みである。石破のようにすぐ解散は墓穴なので一年近くは
解散はしないだろうが、高市政権ができた以上は解散権を握ってい
る。高市人気を思えば自民は過半数はゆとりで回復する。公明は消
滅に向かい、立民は大きく減らす。維新も、である。また大阪都構
想、企業団体献金禁止を後回しにしてくれて、これほど好都合はな
いのである。大阪での大阪自民との対立解消は不可能、連立といっ
て維新と自民との小選挙区調整は不可能の一語。連立継続は無理は
明らかである。
しかし、いかにキャスティンボードを握ったとはいえ、今や衆院
34議席のおまけに大阪の地域政党の考えがそのまま国政に通るとし
たら、これはあってはならないことである。もう自民には使い捨て
政党ではないのか。激烈な選挙での維新との大阪での争いを思えば
自民もこれ以上、維新との連立など無意味と思うべきあろう。
維新の自滅である。なぜ最大の念願の大阪都構想に絞って行動し
ないのか?である。
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