高市首相、就任三週間で分かったこと、長期政権か短期政権になるのか、微妙なところ。「人気」はあれど「中期政権」が妥当か
10月21日、首班指名で日本国首相になった高市早苗首相だ
が、たった三週間ながら、よかれあしかれ疾風怒濤、この中
で外交デビューは華々しかった、トランプ大統領の「現地妻」
と共産党の女性元議員のやっかみも手伝っての「批判」も浴び
たパフォーマンスは驚異ではあった。ASEAN,トランプ大統領、
APEC,習近平、韓国大統領との会談、まさに驚異、ではあった
が、最大のヘマは台湾有事についての質問への国会答弁である。
確かに軍事フリークにしては今時、「戦艦」なんて言葉を聞く
と懐かしいような、時代錯誤か実は無知なのか、もう戦艦、即
ちBattle shipを現在運用している国はない。もちろん、今なお
軍事的な価値は持つが割に合わないのである。だから「軍艦」
の意味で「戦艦」を使ったのか、でも奇妙だ。まあ、これは立
民の辻元さんも申された通りである。
で、大阪の領事館の某人物の怒りのX投稿を誘引したわけで
あるが、高市首相「最悪の場合を申しただけで従来の政府見解
は変えてない」というのだが、これは常識的に信じがたい。と
もかく日中平和条約で100%ではないが日本は中国の主張に理解
を示すということだ。考えてほしい、「独立宣言したら侵攻する」
という中国だがどう考えても戦後間もなくからずっと独立してい
る台湾ベースの中華民国に「独立宣言したら」、・・・・・おか
しくないか。「内政問題だ」は一面真実だが、どこまでも中国の
国家エゴである。日本はどうする、?中国が台湾侵攻したらどう
出る?アメリカともども「あいまい戦略」だ。あの超軍事大国の
アメリカでさえ明確な言わない、トランプ大統領も「台湾有事の
場合は防衛する」とは明言しない、無関係とも言わない。一貫し
て「あいまい戦略」だ。軍事力などたかが知れている日本の首相
が「国会答弁」で「最悪の事態(中国の台湾侵攻)」ならこうす
る、「存立危機事態」認定で「集団的自衛権」を発動と明言だか
ら、・・・・・中国人は日本が「満州は日本の生命線」という大
義!でに結局、日中戦争のドロ沼になった苦い記憶は事実、拭え
ないのである。
「従来の政府見解」から逸脱というより、破天荒といってもよい
レベルの答弁ではあった。自民党総裁選挙前の防衛省などの懸念は
想像以上の形で結果に出たのは否めない。さらにAPECでの習近平と
の会談後の台湾代表との会談、のみならずその画像をX投稿で「高市
に騙された。もう二度と・・・・・」と思った矢先の国会答弁だから
国内保守派には受けたにせよ、さきゆき何とも難題を抱えるはめにな
った。
国民が最も望む食料品消費税0%は見事にうらぎられた。レジシス
テムなど奇怪な逃げ口上に終始、落胆である。減税はきわめて限定的
だろう。
当初のパフォーマンスはいいとして、その後がまずい。長期政権は
難しい、が短期政権でもないだろう。微妙な中期政権となるだろうが、
日本は前途多難である。「人気」は続くとしても、何かが剥落してい
きそうだ。
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