日本が台湾有事で対中参戦など愚の骨頂、何のメリットもない。頭を冷やすべき
この話題で持ちきりなので、あえて私見を述べてみる。日本
は「平和安全法」を2015年に制定、暗に台湾有事を想定した「
集団的自衛権、存立危機事態」を定めている。で、「台湾有事」
で中国軍が台湾を海上封鎖、日本の「生命線」のシーレーンが
おびやかされる、アメリカが中国と真っ向対決、日本はその後
方支援、また場合によれば「武力行使」も、・・・・・とは言う
のだが、それを国会答弁で高市首相が言い切ったから中国が激怒、
高市首相は撤回も、ま、いまさらかっこ悪くて、絶対撤回しない
から収拾がつきそうにない。とんでもない事態だ。戦争より、こ
っちの方がよほど「存立危機事態」では、とも思ってしまう。
台湾情勢がどう動くかにわかに判断はつかないが、そもそも
中国は日本にとってアメリカと並ぶ最大の貿易相手国である。
輸入では圧倒的にトップを続けており、輸出でもアメリカに次ぐ
2位である。むろん台湾は世界最大の半導体製造国であり、特に
最先端の半導体チップでは世界の90%を占めている。台湾は自ら
の安全保障を国内での半導体製造にかけているともいえる。だが
半導体の製造のレアアースなどはほぼすべてに近いほど中国から
輸入だ、その製造した半導体は中国本土で製品化される。日本人
の好きなiPhoneも台湾のフォックスコンが中国本土で製造してい
る。
この中国と台湾、陰険に争っているようでその相互依存はまた
大規模である。
考えてほしい、中国は日本の圧倒的な貿易相手国だ。インバウン
ドでも大きな比重だ、日本の真の危機は中国との貿易途絶である。
あるいはレアアースなど重要資源対日輸出停止である。それらが
ないなら、中国との貿易が可能なら、なにも「存立危機事態」でも
何でもない。
私は中国軍と米軍が真っ向対峙の長期戦などありえず、短期戦す
ら疑問だ。だが可能性を考えるなら何が起こるやらわからない。そ
のとばっちりは尖閣、与那国島に及ぶ。そこで自国領土防衛のため
自衛隊出動だろうが、沖縄県人に危害を加えないなら、自衛隊が出
動の必要はない。中国と米軍の戦いが本当に生じても早期に妥協が
必ず成立する。仮に後方支援で中国軍の攻撃で自衛隊に死者が出た
ら、それこそバカげている。日本にとって存立危機事態は戦争より、
中国との貿易の途絶である。シーレーンがどうこうなどではない。
日本が軍事的に参戦、死者などだしてなど全く無意味の極みである。
私はいくら「平和安全法」があろうと台湾有事で日本参戦はまさ
に愚の骨頂であり、何のメリットもない。頭を冷やすべきだ。
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