高市首相、まさに語るに落ちる「そんなことより、衆院議員定数削減を議論しましょうよ」企業献金に支えられる自民党。維新に翻弄され続ける。
他党も怪訝に感じているのは、元来、維新は「衆院議員定数
の削減」などほとんど口にしていなかったのである。多くの
要求、目標の中の末席くらいなものだった。で、維新が自民党
と連立政権を組む絶対要件として「企業団体献金の禁止」それ
と本音の「大阪副首都、大阪都構想」である。だから、唐突に
「絶対に衆院議員定数削減」と主張し始めたのだ。
そもそも議員定数は間接民主制度の構築の根幹にかかわるこ
とであり、あくまでも国民が代表を送る権利なのだ。国費がか
かるなら歳費を半減でもすればいい、何なら間接民主制など廃
して国民直接の手弁当の直接民主制にすればいいではないか。
衆院議員定数は戦後、人口9000万人ていど当時決められた定数
さえ下回って世界的には人口比の議員定数がかなり低い方だ。
すでに何度も定数削減を行っている。…‥民意の反映という点で
比例代表並立制で死票が非常に出やすい日本選挙制度だ。併用制
でないのである。小選挙区の票がそのまま死票となる日本の選挙
制度だ。それを論じないで、なぜ維新は改革でも何でもない、単
なる定数削減を「身を切る改革」と連発、愚民化の様相もあらわ
にメディアも巻き込んで、である。当初、9000万の人口から40%
近く増加して逆に衆院定数は少なくなっているのだ。さらに小選
挙制度比例代表「並立制」で制度的悪弊は高まるばかり、いかに
して民意をより反映すべきか、・・・・・だが維新は国民を思考
停止にしようとしている、・・・・・
がなぜ突如、維新は「衆院議員定数削減」を強硬に主張し始め
たのか、と言えば
自民党は企業団体献金禁止、に絶対応じられない。高市首相も
「自民党は事業者からの献金がメイン」と認めているとおりだ。
維新の当初の主張には応じられない。
それに代わる何か維新が「改革」に偽装できる、「改革」アイテ
ムが必要である。これを自民、維新が「第一の目標」とデッチあげ
ることで、最重要の「企業団体献金の禁止」を楽屋裏にひっこめる
ことが可能となる。裏金議員など、政治とカネへの国民の不信感を
衆院定数削減に、まんまとすり替える維新が大阪で常套的に行う、
猿芝居、騙しなのである。その手法は大阪での「成功体験」によっ
て確立されたのである。大阪での府議会議員定数を維新に有利とな
るように変更を重ねた。これを維新は「大阪での定数削減の身を切
る改革」と、まさに騙しなのだが、それを「改革」の虚飾で覆って
しまったのである。
維新はしょせん大阪しか地盤はない、定数削減でも影響なしとい
う打算である。国民の代表を送る権利を冒涜のエゴな騙しである。
大阪で議員定数操作、反対派を減らしていく、その「成功体験」を
「企業団体献金禁止」を闇に葬ることに利用しているのだ。そのよ
うな維新の猿芝居をメディアは「身を切る改革」と愚民化に余念が
ない。企業献金を絶対禁止されたくない自民との連立に、これを、
まんまと利用というのだ。自民には「定数削減は面白くないだろう
が、企業団体献金禁止よりはいい」と言いくるめようとする。
ともあれ、高市首相には何を思ってか全国の事業者から政治献金
が集中する、絶対に譲れない企業献金、これを忘れさせるために、
多少でも定数削減で、・・・・・・
「企業団体献金禁止」の質問に
「そんなことより議員定数削減を議論しましょうよ。」
まさに語るに落ちるとはこのことである。
この記事へのコメント