EVは日本ではなぜ普及しない?第一の理由、「充電の洗礼」は日本の絶望的な住宅、駐車場事情では解決不可能。トータルでの実用性の低さ

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 なぜ日本でEVがさっぱり普及しないのか、あれほど行政が
露骨にEVへの購入補助金、税制の優遇を行っても、である。
逆に純エンジン車へのこれも露骨ないやがらせとしか思えな
い重税があってもである。

 実際、「日本国内でなぜEVが普及しない」という論点には
多くの記事、コメントをネットで目にすることが出来るが、
そうも論者になにか下心でもあるのかどうか、いずれも的ハ
ズレとしか思えない。最近ではMerkmal?だったか、それを
「要はEVが高価だから」という全くの的外れの記事があった。
私はもし、行政がEVしか新車販売させないとお触れをだした
ら、とことん整備修理を行い続けてでも多くの人々は現在の
エンジン車を乗り続けるだろう。「仕方ないからEV」はごく少
ないと確信する。

 まず基本的な要因

1.電動化(電化)といって、自在に移動が目的の機械(車のこと)
にとって、搭載したバッテリーだけを電源の「電動化」など、
非常に低次元な電動化でしかない、というのが基本的な要因と
して存在する。

 電動化、電化がコンセントプラグからか、架線からか、発電
設備とつながった形での電動化、電化でなければその価値は非
常に低い。それが許容される小規模な家電製品、IT製品ならい
いとして、基本「自在にどこでも移動する」道具であるなら、
電動化といって愚鈍な電動化でしかない、からである。

 常に「画期的なバッテリー」の開発が大げさ報道されるが、
そこまでも化学電池である。そこに含まれる分子の電子数が全
てでらう。EVは、ただただバッテリーにほぼ全て依存である。
がこれは限界は明らかである。

2.日本は非常に寒冷地域が広いし、緯度にしても低温傾向が強い。
1970年代以降の寒冷化は終息し、欧州初のCO2地球温暖化論に
かぶれている人、メディア、論者が多いが、「化学バッテリー」
は温度の影響が基本的に存在する、特に低温である。零下になる
と極端にパフォーマンスが低くなる。零下5℃以下では発電力は
強度に低下する。HEVのようにそこにエンジンがあればエンジン
の熱でバッテリーを温めることが可能だが純EVでは対処のしよう
もない。

 3,日本の絶望的な住宅事情、駐車場事情

 日本の土地は狭い、一戸建て住宅なら何とか駐車場は確保でき
そうだが、それとて台数に制約が多い。地方では車無しで生活な
どそもそも不可能であり、家族で3台以上の車保有はザラである。
私の家庭でも4台だ。外部、コンセントはあるが1台分しかない。
EV,これにはさらにPHEVを入れてもいいが一晩の充電量は莫大で
ある。それで実際に一体に停電さえ発生している。

 だが都会地域では一戸建て住宅でも駐車場がないケースもある
し、むしろその方が多い。だがその場合の賃貸駐車場もやっと見
つけた、レベルが多い。かなり前、駐車場への固定資産税が一気
に8倍?に増えたため、従来は駐車場で生活できたがそれも困難
となって駐車場経営をやめるケースが続出、駐車場状況は厳しい。
まして賃貸にEV要充電設備など、望むべくもない。無論、設置例
はあるが全体では例外だ。

 数多い小規模マンション、コーポ、アパートの住民の駐車場は
大都会地域にはまず駐車場がないし、地方でもコーポ経営で駐車
場に家主の負担でEV充電設備を何台分も、は経営上、できる話で
はない。

 4.公共的なEV充電設備は設置工事費は非常に高額で維持費用
もかかる、故障が多いのである。またガソリンスタンドのように
給油自体は2分程度、などというレベルではない。EVでは30分で
最低限の充電だろう、どこもかしこも急速充電可能ではない。

 5.タウンユース、限定的な使用エリア、充電環境の完備なら
EVも可能だが多くのドライバーにすれば車はどこまでも自在に動
く道具である。電欠の不安にさらされながら、の走行に成らざる
得ない。電欠で路上で停止しても給油のようには行かない。


 いずれEVとノーテンキに論じるコメンテーターの無責任さには
呆れるばかりである。

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