高市首相、1月解散への理由。中国の対日輸出規制の生活への影響の尖鋭化の前にという危機感

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 従来、さっさと高市人気で支持率が高いうちに衆院解散して
自民党は過半数を回復すべき、という自民党内の意見を無視し
て「予算が通るまで解散など考えない」と大見得を切っていた
のだが、ここにきて一気にである。国内メディアは描きたがら
ない、奥歯に物が挟まる以前のレベルだ。ひとえに中国の対日
輸出規制本格化による日本経済、市民生活への影響の現実化、
露呈の前に解散をしておこうという、分かりきった話である。

 高市早苗という女性、人物の特性は芸能人的性格、また日本
人好みの右翼的思想の共存である。芸能人的特性は意識して出
来ることではないから生まれついた資質だ、右翼的思想、言動
は政界処世術の一環と私は疑ってきたが、これも100%ではない
が、あるいてど資質なのだろう。もしそうでないと最終目的で
ある首相の座につけば安全運転に舵を取るはずだが、その気配
は見られない。前々から懸念されていた、「トンデモ発言」を
かなり平気で口にする傾向、軽率な行動もある。日本ナチ党党
首と満面の笑みでツーショット、「知らなかった」のだろうか?
総務相時代の「電波停止」答弁、あり得ない答弁だが、これに
右翼性が加わっての「ガス室はなかった」式の戦争、戦争関連
被害の否定、「色気のある右翼女」という実像だ。

 だが、以上の言動、資質は日本国民には大受け、支持率向上
の要因となる。まして総裁選前にぶっていた「台湾有事は存立
危機自体」日本の戦争当事者入り、それを立民の岡田に国会で
質問され、やはり「答弁」で断言した。かって台湾の「宗主国」
だったという意識もあるのか、反中感情に染まる日本国民には
大受け、これも立民の意図に反し、支持率向上の決定打であっ
た。本来は一国の政治指導者が口にしてはならないことを答弁
し、それで国民もメディアも喝采、「当然のことを言ったまで
だ」は日本という国の理解には資するものだ。

 そこで中国の激怒は、これまた国民には受ける。対中輸出規制
を中国が云うと「脱中国のいいチャンスになる」と、これまたモ
ノ分かりがいい、・・・・・。

 だが本当にその楽観論で通せるのだろうか、である。レアアー
スなるものの採掘から精錬、製品化という決して容易にで出来な
い、レアアースという土中密度の想像を絶する低い資源の採掘、
精錬がおそるべき環境破壊、健康被害を生むという特性、また
製品化も中国ならではで他国で精錬も中国に送って依頼が多い。
EVが、というが基本的な家電、IT用品に当たり前に使われている
ものが多い。

 中国の激怒は高市自民の勝利でさらに高まる。軍民両用、だが
民生品は、という言葉も曖昧を極める。日本の状況を見てだろう
が、エスカレートは避けられない。誰にも正確な予測が出来ない
のである。楽観論は渦巻くが、最悪に備える覚悟は必要だろう。
それにしても、単に自分の政治的信念!による全く不必要な発言、
絶対撤回せずで国民生活、日本経済に深刻な影響を与えるとなれ
ば、いかに「高市人気」でもあまりに責任は重大と言わねばなま
い。時期はいつのことやら、でも次期政権の対中関係正常化の背
負う任務はこれも重大だ。高市首相は意固地で関係正常化は現実、
不可能である。

 いまのうちに総選挙、さすがに決断したのだろう。首相となる
のは、・・・・?という懸念はあった。だが選挙に勝つために、
となると背に腹は代えられなかった、だがリスクはやはり現実と
なった。だがそれも支持率向上に結びつく。それが妙味というこ
とだが、今後は誰も保証はできない。

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