2026年の衆院選は公明党(にとっての)妖怪退治、の高市早苗という妖怪の退治である。選挙結果は全く余談を許さない。

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 私は高市早苗という政治家を見るとき、その多面的要素、
容赦なく啖呵を切る、超大国の中国を挑発し、重要物資、製
品の対日輸出規制、禁止を報復で打ち出されても一向に動じ
る気配もないこと、戦後初めて日本は国連指揮下でない外地
での武力行使宣言を行って一切撤回修正しない、それらを国
内メディアが是認賛同するという強運、また芸能人的資質を
持っており、それらを時に応じて惜しみなく発揮する。その
顔貌は見方にもよるが、清潔感は皆無で不潔感を漂わせる、
と私には見える。恐ろしく意固地である。意固地故に平気で
ウソを突き通す。解散予告記者会見で「国論を二分の改革」
を連発、聞く人に恐怖感を与えて何ら愧じることもない。
その解散公約は翌日出されたが、女性天皇永久排除のための
「皇室典範」改正、改憲で「緊急事態条項」を加える、衆院
定数一割削減など一般国民からすれば無意味な信奉ドグマの
羅列なのである。食料品の消費税廃止、しかも二年限定、は
半端ながら100%口先だけであろう。これもスタイルだ。

 以上は私が高市早苗を「妖怪」とみる理由のほんの一部だ
が、単に世襲でなく演技も含め、、その中では脅し、啖呵、
女としてのパフォーマンス利用、時と場合で見え透いたウ
ソを平気でつきとおす、その撤回修正は謝罪は絶対にしない
という恐るべき意固地さ、単に成り上がるためではなく生ま
れもった資質というほかない。重要なことは公明党も高市を
「妖怪」と内心、みなしているのである。

 公明党が高市総裁、政権となった自民党と連立解消は、ひ
とえに反高市だったからだ。政治とカネ、というなら古来の
ことである。何ら基本は変わっていない。公明党が高市早苗
を徹底的に嫌ったからである。逆に高市の参謀の小野田紀美
は公明党を徹底的に嫌い、参院選で「公明党の支援など必要
ない」と啖呵を切り、挑発した。さすがに公明党から立民候
補への投票の呼びかけ、電話作戦も発動された。すでに高市
と公明との憎悪の関係は抜き差しならないものであって総裁
選前から、公明党から「高市総裁なら連立解消」という考え
が流布していた。だから「政治とカネ」が原因で連立解消し
たわけではない。公明党から見れば、高市早苗という妖怪と
の共存は不可能であり、連立を解消後も、その追い落としに
全てを賭けるという戦略を貫徹している。その結果が、仰天
の立民との衆院に限っての新党設立という奇策を生んだので
ある。

 今度ほど公明党が選挙に燃えるのは久々だろう。単純に
1+1=2、にはならないとの予測もある。だが公明党の
打倒高市の執念はすさまじい。公明党にとっては妖怪退治、
絶対に避けることが出来ないのである。

 国民支持率が高市は高いという。私は正直、その理由がよ
くわからない。憲政史上初の女性最宰相だから、独自の芸能
人的パフォーマンスに惹かれている?からだろう。だが問題
は政策である。自分が女性なのに女性天皇永久阻止のための
「皇室典範」改正をやるというような人間だ。江戸時代まで
に女性天皇は8人、10世あるというのに。そういえば、以前
、皇族出身というある男性が街で演説した「男系天皇絶対は
明治政府のドグマであり、日本古来の伝統では全然ありませ
ん。女性天皇が数多く生まれています。われわれが信奉する
のは明治教ではないはずです」その明治教をガチガチに信奉
しているのが高市早苗であるが、これは日本の保守派、右翼
の特質でもある。

 選挙結果は予断を許さない。自民圧勝も自民下野もあり得
る。どこまでも小選挙区と比例区なのだ。

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