岡山県公立高校一般選抜(入試)で競争率0、ほぼ0が続出の高校続出。低評価、弱小公立高校の存続について
私立高校の授業料無償化は今年、2026年4月から始まる。そ
の公立高校入試への影響となると、岡山県の場合、弱小、低評
価高校において影響は大きく、特殊な科ではなく普通科、ビジ
ネス科など全体が一般入試で競争率0,ほぼ0がかなり続出し
ている。
岡山県の公立高校は弱小、低評価高校を中心に定員確保の意
味合いで「特別入試制度」、つまり自己推薦制度で半数の定員
を割り当てているケースが多い。進学成績のいい、高評価普通
科などはそもそも自己推薦の特別入学制度など設定しておらず、
全て一般入試(一般選抜)となっていることが多い。別に自己
推薦で定員確保の必要などない高校である。
私立高校の今年の競争倍率はおしなべて非常な高倍率になっ
ているが、逆に公立高校で低評価の高校は非常に低倍率で自己
推薦の残り半分の定数でも「競争率0、ほぼ0」がかなり続出
という状況だ。
一例、というか公立高校の全体三分の一ほどの(クリックで鮮明
に)
県北の要衝の新見市、その新見高校普通科は定員の半分は
自己推薦で40人を確保だが一般選抜は志願者ゼロで競争率が
0,戦前は県立中学の伝統を持つ矢掛高校は自己推薦で普通
科定員の半分の40人は確保だが一般選抜(入試)では志願者
は3人、競争率は0.03、旧商業高校を吸収した地域ビジネス
科は一般選抜定員16人に志願者0人で競争率は0,笠岡工業も
一般選抜では電子0,電子機械ほぼ0と苦境である。鴨方高
校舎も低調である。勝山高校、真庭高校も、ほぼ0レベル高
校である。
公立高校で地元が少子化、高校の低評価が重なると今後、最
小限の生徒確保も困難で超少数定員でほそぼそと存続となるし
かない。新見高校も矢掛高校も廃校予定はないが、存亡の危機
と言って差し支えない。定員を大幅に削減して存続するしかな
い、さらに統合も困難だろう。笠岡工業はすでに他の工業との
統合が検討されているが、新見、矢掛高校は廃校もままならず、
小規模校として細々と存続しか手立てはないと思われる。県予
算もひっ迫しており、公立高校を整理したいというのは県も本
音だろうが地元の教育環境、実情を考えれば超低空飛行での存
続しか選択肢はなさそうだ。(追記:とは書いたが矢掛高校につ
いて言えば、井原高校との統合、存続は井原高校、はこの一般
入試競争率、すでに徹底的に減らした定員に対してのこの充足
率、何をかいわんやである。矢掛ほどではないが定員充足率の
低い井原との統合は避けられない気がする。生きてる間に母校
の統合という形での廃校を見ることになりそうだ)遠いようで
井原鉄道で矢掛駅から井原駅まで13分だという。問題なく通学
圏内とは見なされるであろう。
矢掛高校
この記事へのコメント
10年前に岡山県教委は、県北の高校は高等学校教育が出来なくなるから残すと説明しましたが、今はあの件は無しよの態度です。
その当時は、西では矢掛高校が廃校の危機でした。