トランプ大統領の支持基盤MAGAが分裂、批判噴出。トランプのメッキが完全に剥がれた

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 イラン戦争は今もって五里霧中である。一時停戦は実質、全
く解決にならない。イスラエルは攻撃継続、イランはホルムズ
の支配の維持持続、アメリカも再度の攻撃も最終的な解決を導
くとはいいがたい、ここでトランプ大統領の支持基盤の考えで
ある「再度、アメリカの偉大に」Make America Great Again
という思想のもとに集まったアメリカ人がトランプのイラン
攻撃をもはや支持しなくなっている。MAGAの中枢の論客たち
が一斉にトランプへ愛想つかしているようだ。支持の論客とい
えばFOXニュースのエリート司会者だったタッカー・カールソ
ン、キャンディス・オーウェンズ、メーカン・ケリー、アレ
ックス・ジョーンズなどが今回のイラン問題で戦争反対を唱え
ている。ところがトランプはタックカールソンに対し「精神鑑
定をやってもらえ」などと罵倒、もはやMAGAの内部分裂が顕
著である。このたびの一時停戦も全く勝利者なき停戦でしかな
く、要するにトランプの自爆、転落といえる。

 トランプの支持層は、というのかその支持思想MAGAは反グ
ローバリズム、アメリカ第一主義、無用な戦争介入への反対
(反戦主義)、既存エリートへの反発なのだが、今回のイラン
攻撃が全く」それらの基礎的なコンセプトに反するものであり、」
ましてドンロー主義、西半球限定という孤立主義にも全く反し
ているというわけである。それはアメリカの行い続けてきた無
用の戦争介入に反対する孤立主義的な平和主義である。

 トランプ支持層、MAGA内部の分裂と云う事だが、MAGAの
基本思想」、孤立的平和主義に全く反するトランプの過剰なイ
ランへの介入ということだ。こうなればイランとイスラエルの
戦いに任せておけばいい、ということだろう。同盟維持と不介
入、孤立主義なわけだが、ヴェネズエラまでは「西半球限定」
の孤立主義に合致だが、イランへの大規模攻撃はMAGA理念に
全く反するということである。

 イランが圧倒的な地政学的優位、地の利によって到底、空爆
などで打倒はできないどころか、戦略的に逆にホルムズ海峡の
支配で強化されてしまった。ミサイル施設などの破壊が、実は
イランの強化につなげてしまった、ということだろう、

 トランプは特別な情報、考えがあり、表向きはまずくても、
というのが過大評価でしかなく、実は内部にトランプが抱えて
いた欠陥が露呈してしまったともいえる。もっとも支持層の高
齢層ではなおトランプ支持が多いともいうのだが、トランプの
若年者が大きく離反しているといえる。MAGA内部の支持の分
裂が露呈でこれをアメリカに内戦ぼっ発という見方さえある。
軍事的勝利が実はイランの地政学的勝利者の状況を導き出し、
イスラエルとイランの険悪さも全く変わりはない。

 朝鮮戦争でもべトナムでもアフガンでもとにかくアメリカは
勝てない。それにイランが加わっただけ、ともいえる。トラン
プはメッキが剥げてしまった。

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