日本ついに崖っぷち。政府は「ナフサは足りている」というが従来の60%前後の供給で「足りている」はずがないが
経産省の正式な発表で今年3月の国内でのナフサ生産高は
前年同月の18.5%減少だという。これは正式な公表値である。
ナフサ輸入は90万Klだという。従来はどうかと言えば2024年
のナフサ輸入量は厳密に何万Klとは確定せず推定値の概略と
ならざるを得ないが、2056~2336万Klだという。厳密には
確定できないがおおむね、2200万Kl前後と考えればいい。
月別で増減はあるわけだが一か月の平均輸入量は185万Kl前
後だろうか。ナフサ輸入国は中東と韓国で85%以上である。
これが現状はゼロであるし、先の目処がない。
今年3月のナフサ輸入量は概算で90万Klというから従来の
おおむね50%ていど、それ以下である。2024年のナフサ国内
製造量は1334万Klであるという。その原料は原油で日本は原
油輸入は要は中東であり、シェアは95.2%に達する。国内製
造のナフサも中東から、ということである。
月別で増減はあるが平値的で考えれば、概略値だが
輸入ナフサ 185万Kl
国内製造ナフサ 110万Kl
併せて295万KL 、おおむね300万Kl
では現在、というか今年3月のナフサ、日本の入手量は
輸入 90万Kl
国内製造 90万Kl
併せて180万Kl 従来の60%である。
ただし60%は公称というべきだから、実態はこれ以下の可能
性がある。
これだけ悪条件で60%のナフサ入手は立派!としても、これ
では絶対的な不足である。国内製造ナフサ原料は備蓄原油も利用
だから、イラン情勢が解決しない限り、全くのジリ貧というしか
ない。これは建築資材からエンジンオイルから容器、インクから
接着剤、何から何まで影響が及んできている。
ひとえにイラン戦争、中東情勢の解決、海峡開放しかないが、
問題はそれが全く見通せないことだ。
日本は原油は中東一辺倒、石油化学原料はナフサ一辺倒、で
ナフサ代替としてのLNG由来のエタンはごく限られている。ま
さに断崖絶壁、崖っぷちの日本だが、日本政府ときたら、包装
袋のモノクロ化したカルビーを呼び出してヒアリングである。
高市信者はカルビーの不買運動までやるという噂だったが、ま
んざら噂でもないから驚きである。
米連邦議会立法調査官という全くの捏造職種を日本TVデビュー
でのフレコミとして今もってこれを撤回してもいない高市首相、
その率いる日本政府だが、
「ナフサは足りている」政権に不利な企業は呼び出す、
だが平年の60%しか入手、供給できない状況で「ナフサは足り
ている」と言いとおすのは、立派な精神病というほかない。
別に現状を認めてもナフサ供給が増えるわけではないが、苦難
の建設関係への特別融資制度など対策も何も取らない、というこ
とになると無能を極めることになる。
カルビーより前にニチバンのセロテープの箱もモノクロに
この記事へのコメント
映画ではあるが、ナフサ危機はあの映画どおり。