結局、中国の云う「台湾の独立」とは「中華との縁切り」と解釈するしかない


 私はずっと以前から「台湾の独立」問題に疑問を持ってきた。
台湾は別に台湾共和国ではなく、孫文以来の中華民国で一貫して
いる。領土は台湾等が中心だが西沙諸島、福建省の金門島などの
広範囲の島嶼を含む海洋国家だ。戦後一貫して、大陸から移動し
ても中華民国であり、長く国連常任理事国であった。それが独立
国でないとは誰でも思えないだろう。国連から追放されたら独立
国でなくなるわけではない。無関係なことだ。正式国交を結ぶ国
が減った、ことも独立国かどうかとは無関係な話だ。なお中国で
なく台湾(中華民国)と正式国交を持つ国はなお10を超える。
 
 台湾(中華民国)は別段、中国共産党政府の支配を受けているわけ
ではない。完全な独立国である。

 だから中国など、多くの国が「台湾の独立」を云うのでおかしく
なる。中国共産党政府がことあるたびに「台湾が独立」したら即座
に武力侵攻すると脅してきたが、分からないのが台湾の「独立」だ。
独立国として存在している台湾「中華民国」に、「独立したら」と
脅すのだから、ますます分からなくなっていた。だが、表向き、オー
ルドメディアも一切、そのことに疑念は挟まない。

 だから「台湾の独立」とは「中華民国」が大陸との絶縁し、中華
民国を棄て、新たに台湾海洋共和国となること、と考えるしかない。
漢民族国家、大陸反攻を叫ぶ「中華民国」の放棄である。

 だが中華民国を捨てるはずがない。この点について何度繰り返そう
と同じことである。


  

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