経験者が驚く大衆健康雑誌に横行の腎臓病のとんでもない誤った食事療法


 今日、山陽新聞の朝刊を読んでいた家族、一面の大衆健康雑誌
の広告、「あら、腎臓病にいい朝食、卵、豆腐、納豆ってあるわ
よ」その食事療法は東北大医学部名誉教授指導だとある。

 端的に言って腎臓病は食事療法に始まり、食事療法に終わる。
別に有効な「現代医学」の薬物、療法はない。人工透析は治療
ではない。申し訳ないがはっきり云えば戻れない橋である。

 ネットである食物、それと腎臓病と二つで検索すると現在は
ほぼ正確、正当な腎臓病患者がどう対処すべきか、指針が情報
として得られる。

 私も15歳で超重篤な腎臓病にかかり、長い長い闘病が続いた。
食事も試行錯誤で、現在得られる正しい食事のあり方を早く知っ
ていたら、と悔やまれる。が、それに従うと腎臓病患者への食事
制限は本当に食べる楽しみを失うほど厳しいということである。
やっと56年の闘病で「腎機能全く異常なし」の検査を得た。無論、
完全にもとに戻ったはずはなく食事療法、節制は生涯続く。

 腎臓病は「タンパク質とリンが同時に摂取」で悪化をきたすと
いうことがはっきりしている。これは非常に重要な点でタンパク
質と多量のリンを含む食品が極端に腎臓病患者に好ましくない、
日常よく食する食物でいうなら

 避けるべき食品、その食べ方

 ①乳製品全て  タンパク質に加え、リンが多い

 ②卵黄  多量のリンを含む、理想のタンパク質食物としては
  卵の白身が理想的である。タンパク質のみでリンを含まない。

 ③納豆  全卵と混ぜては特に悪い。納豆自体、非常にタンパク
    質が多く、同時にリン、カリウムが多い。

 ④洋菓子  卵黄とベーキングパウダーという多量のリンを含む
     素材が利用されていることが多い。乳製品も使うから、
     人患者は洋菓子は最小限にしなければならない。

 ⑤玄米  一般に健康がいい、が逆に人患者には真逆で悪いという
   食物は多いが、一つの典型が玄米である。リン、カリウムが非
   常に多い。雑穀米の類も好ましくない。人患者には白米がいい 
   のである。

 また★塩分の問題は常に存在し、薄味の週間が非常に重要で、これ
    は塩分だけでなく、カレー、香辛料なども避けるべき食材で
    ある。「薄味」こそが基本なのである。医師の書いた本では
    「香辛料」は腎患者に悪くない、とあるが大きな誤りである。

  ⑥肉、魚  常に摂取量に注意。乳製品のように絶対的に避けるべ
   き食品ではない。健康に大切である。量に注意である。

  ⑦味噌汁 決して腎患者は「飲んで」はいけない

  ⑧ラーメンは絶対にスープは飲まないこと

  ⑨粒あんは腎患者にはご法度、「こしあん」に限る

  ⑩低蛋白米、意外に思われるかも知れないが、それ自体は好ましいが
    タンパク質への強烈な渇望が生じる、微妙な腎患者用食品だ。別
    に普通の白米でいい。

⑪ハム、ソーセージなど加工肉。非常に吸収率の高い無機リン
  を多量に含んでいる。また塩分濃度が高い。


 ざっと記したが乳製品は全て全くノーグッドである。卵黄もご法度であ
る。納豆は一般には健康食だが、腎患者はやはり避けるべき食品であり、
大豆食品なら豆腐である。

 一般的には健康にいいとされる食品、食材が腎患者には真逆に悪い、
というケースが非常に多いのである。だから本当に難しいのだ。

 タンパク質、リン、カリウム、塩分、刺激物 これらの要素である。

 でも「安心」、「健康」の類の大衆健康雑誌、ひどい間違った内容が多い。
正しいことも書いてあるが、逆も多い。腎炎患者には食事療法しかない。基
本的な指針は既に確立されているはずだ。


 最近号は例えばこれだ cover_l.jpg

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