天皇陛下が断崖絶壁の日本を間一髪で救われた。決して首相になってはいけない人物に最高権力が与えられている危機的状況
さて、今日は終戦記念日である。無論、敗戦の日だが敗戦以
上に終戦という言葉は深い意味を持つ。よく、敗戦の隠蔽じゃ
ないかといわれるが、逆にに日本がもし勝っていたら、と思う
ということだ。子供時代、中国戦線に駆り出された人が、農家
の人だったがウチに来て「もし日本が勝っていたら、また東条
みたいな奴が国民を弾圧してひどい世の中になったじゃないか」
というのを耳にしたことがある。実際に戦前戦中に生き、応召
し、戦地に送られた人の言葉だ。「終戦」こそ尊かった、むろん
敗戦で日本は明治維新後に獲得した領土、委任統治領などすべて
失った。だが元の四島になっても軍国主義のクサビから解放され
たことにこそ意味があった。その後の日本の発展は軍国主義から
解放され、ともかくもだが、平和の理念で国家が運営されたから
である。
今日の終戦式典、平成天皇から、それ以外の方々から徹底して
帝王学を教えられた今上天皇、子供のころ些細なことで今上天皇
は父上から池に突き落とされた。「命を粗末にするな」の厳命で
あった。今日の終戦の日、式典での今上天皇のお言葉の根底は
「命の尊さ」を至高の位置に置くことでの平和への限りない思い、
さらに深い反省である。謙虚な過去を偽らず見抜くことことが将
来の平和につながるのである。
終戦の日の式典での天皇陛下の御言葉
本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦においてかけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。
終戦以来81年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ、私たち皆で心を合わせ、将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います。
ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から哀悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。
戦争の惨禍、まさしく筆舌に尽くせぬ惨禍だ。中国はもちろん、
東南アジア諸国であまりの甚大な被害を戦争は与えた。日本は
敗戦国の極貧の中からアジア諸国に長年賠償をおこなったが、そ
れで償いしきれるものでもない。なお中国は日中国交正常化に際
し、戦時賠償は全て放棄した
他方、高市早苗も首相として、はっきり言えば心にもない美辞
麗句をさすがに並べているが、反省は徹底封印、何かもう一度、
大東亜共栄圏を目指すのか、とおもわせる言葉もある。奥歯にも
の、というより腹の黒さをさすがに覆い隠そうとしたが、ついつ
い本性があらわれるものだ。
大臣時代の答弁でも「戦争への反省」につきニヤニヤしながら
「当事者でもないのに、反省なんかしておりません」と言い放っ
た。ここで問われているのは何も今生きている個人の責任、反省
でなく国家として、であるがそれすら低次元以上に下劣にはぐら
かした。だが、多くの国民は高市の過去の「とんでもない発言」
さらに「とんでもない行動」などほとんど知らない。
熊本視察ではBGMいりの徹底演出されたプロモーションビデオ
を作成、官邸として公開したが非難ごうごうで削除した。そこで
はプロモーションビデオを意識しての被災者への低姿勢だが、長
崎では被団協会長の平和の訴えに激高、睨みつけ、ガンつけした
のである。
要は決して首相になってはならない人物が首相就任、最高権力を
与えられているという、まさに日本という国家の絶体絶命の危機と
いうほかない。私は「国体」ということばを否定的に見ていたが、
今は逆だ。このような人物が首相になった以上、国家の象徴の真の
意味を見出すのである。
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