要するに、憲法は必要ない!下らない政争の具になり、悪用されたり、有名無実なら全く必要はない

 自民党総裁選挙では自らの正当性を誇示するために多くの 候補が「憲法改正」を謳っているという。私は国家に憲法など 必要はないと考えている。憲法のない国としてイギリスがある が、判例法で括れるものではなく、要は歴史の中の積み重ね、 イギリス独自の事情だが王権との戦いの歴史から多くの権利を 獲得してきた、その流れこそが重…
コメント:0

続きを読むread more

火野葦平『花と龍』1953,火野葦平、戦後の最大の力作だが時流から外れていた

 火野葦平、1907~1960,満53歳の誕生日前日、自ら命を断 った。東京と若松の二重生活による経済的苦境、さらには戦争 作家というレッテルが貼り付きすぎ、戦後は力作は世に出すが、 もはや流行作家の域に達し得なかった。同じ九州出身の松本清 張の台頭にも心中、穏やかではなかったようだ。基本は経済的 な難点だったようだ。…
コメント:0

続きを読むread more

X,旧Twitterのアカウントが「suspended」、永久停止?Twitterは大嫌いで使ったことはないにも拘…

 私は昔からTwitterが大嫌いである。あの短文で考えを発する というのが全然、性に合わないから投稿することもなく、アプ リを開いて読むこともない。ただ例えばJRグループとか、多く の人がX(旧Twitter)で情報を発信するのでイヤでも読む必要 はある。それがGoogleニュースなどに掲載の場合は半端ながら 読むこ…
コメント:0

続きを読むread more

伊藤整『感傷夫人』1956、用心深く綿密な構成、読後何も残らないような作品だ

   伊藤整の現代小説だが知名度の低い作品である。今では当た り前以前の「職業婦人」キャリアウーマンだが、まだこの作品 の頃は珍しいとも云えないが、多少は希少だったのだろうか。  亡き夫への感傷に生きる美しい未亡人、藤崎妙子。才気煥発 な有能なキャリアウーマンの立松正子、二人は女子大の同級生 であった。  妙子の亡…
コメント:0

続きを読むread more

世界で一番、悲しい卒業証書の話。あり得ない話。卒業38年後にゲット、即座に焼却処分

    もし世界で一番、悲しい卒業証書、というものがあるとする なら、私の高校の卒業証書である。ちょっと他に類例がない、 別に戦争があったわけでもなく、平時でこのような例はちょっ とあり得ないと思う。それには私の育った異常な家庭、両親の 行状と密接である。それなくして、このような事態は生じてい ないと思われる。私もちょとこん…
コメント:1

続きを読むread more