まだ9月だが夜は寒くて暖房している

 この夏は酷暑だったこともあって、狂ったような暑さ絶叫、 単に暑さ絶叫だけではなく、雨が降れば即座に「線状降水帯」 、午後の昼番組、例えば「みやねや」などは通常、番組の時 間の半分以上が「気象、天候」についてである。そりゃ、昔 から災害報道、梅雨入り、梅雨明け、豪雪、GW中の天候、な どは「当たり前」な意味で語られた、「天…
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高木市之助(述)『尋常小学国語読本』1976,文学の鬼と称した国文学者が語る国定教科書の散々な裏事情

   もう遥か歴史のかなたに去って、「尋常小学国語読本」とい って、いかなる内容だったのか、想像もつかない時代となって 久しいが、帯には「生前、自ら文学の鬼と称した国文学者が最 後に遺した懺悔録」とある。1888~1974,この中公新書が出 る二年前に亡くなられていたわけである。  wikiの簡単な記述の略歴を転載する…
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来水明子『涼月記』1962,明智光秀を理想主義者と描く長編

    来水明子、くるみ・あきこ、本名が胡桃。1932~1999,都 立駒場高校から高卒で参議院速記養成所に、卒業し速記課に 勤務、そのかたわら小説を執筆、1962年、最初の長編小説『 背教者』が直木賞候補に、・・・・・・明智光秀を描いた小 説は数多い、その真相は諸説ある、だが歴史の真実を完全に 知るすべはない。いかに明智光…
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人類は大丈夫か?人新世ドグマは資源の枯渇で幻想以下、「ローマクラブ」を忘れるな

    いよいよ人類も終焉か、といやでも考えてしまう。テレビ は午後の「みやねや」、私は見ないが、今日、車の業販店に 新車購入に関する話ででかけ、ちょっと長く話したが、とに かく番組の大半の時間が、気象、天候の話ばかり。他になに か話す話題がないの?テレビを業販店(モータース)で見て 感じた。ニュースを見ると土鍋の必須材料、…
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川端康成『再婚者』角川文庫、人を破滅に導く狂気もいつかは静まる、『掌の小説』の延長のようだ

    これは川端康成の戦後間もない時期に書かれたとされる短 編を集めた本、今は古書で最初は1953年、昭和28年に三笠書 房から刊行され、その後、「角川文庫」として出版されてい た、それも遥かまえに絶版となって、現在は『再婚者』が収 録された「講談社文芸文庫」がある。  ・・・・・・川端康成の小説の原風景は私は『掌の小…
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