自分探しの旅で思い知った「我が道を往く」の愉しさ

    傷ましいと云うなら、傷ましい、まさしく「奮闘努力の甲斐 もなく」なら世間によくある話である。間違いなく云える深刻 な事実は、思いもよらず私は不運な厄災に襲われ、それが類を みないほど深刻化し、それが生涯、私の人生の足を引っ張りつ づけたこと、それを除けたら?ではどうかだが、浅学非才、無 為無能、親といえば宇宙開闢以来…
コメント:0

続きを読むread more

ボリス・ヴィアン『日々の泡』(別邦題・うたかたの日々)(原作1947)夢想による騒ぎばかりの荒唐無稽な話

   1947年に発表されたフランスの小説、作者はボリス・ヴィ アン、1920~1959,トランペッターで音楽活動も行ったとい う。国立高等興行学院を出て技師として働きながら創作に励 んだ。1946年、『墓に唾をかけろ』は筆禍作品となった。  日本でのこの翻訳は1970年、実はフランスではあまり読者 数を持たない過去の作…
コメント:0

続きを読むread more

生まれ変わるなら、やはり同じ時代で。昭和30年代は日本の子どもたちが一番幸せな時代だった

    この年齢になって、さすがに人生を懐古することが多い。 しかしながら、例えば100年なんて実は本当に短いのだ。別 に100年、別段、生きたわけでもないが、ごく身近の親族を 見て、その言葉を聞いて「人生なんて瞬間だった」は実感と して私にも痛切に響く。才能豊かなら短い人生でも何かしら、 業績を残せるだろうが、それが我が身…
コメント:1

続きを読むread more

正岡容の『荷風前後』、荷風訪問に狂喜乱舞の容が目に浮かびそう

 正岡容、「まさおかいるる」何度か書いた気はするが、い つもまた書こうとしたら、「はて、どんな人だったか」と考 えこんでしまう。実際、基本は作家、また演芸作家、という ところだろうがジャンルが不明瞭な人物であることは確かで ある。門下の弟子から多くの著名な人を輩出した。かって存 在した雑誌『彷書月刊』の後期の編集に携われた…
コメント:0

続きを読むread more

水川隆夫『漱石と落語』渓流社、漱石がなぜ受けるか、の大きな要素が落語

 漱石は日本近代文学でまずはトップの人気小説家である。 その秘密は、と考えると軽妙洒脱な乗リの作品と非常に深刻 な内容、陰鬱な重苦しい作品、まさ最後の『明暗』のように、 見事な文学的な深度を持つ作品、さまざまでるが、常に真実 性のある人間観察、親しみを持てる表現力に裏打ちされてい ると感じる。  で、今までも漱石と落…
コメント:0

続きを読むread more