壺井栄『私の花物語』1955,37種類の花を手がかりに37の話、人生の厳しい陰惨な断面を甘い香りで包む 壺井栄1899~1967,享年67歳で東京中野区で死去、戦後『 二十四の瞳』を発表、松竹で木下恵介監督のもと高峰秀子主演 で映画化され、歴史的な空前のヒットとなった。その、直後 と云っていい時期に発表された作品である。「花物語」といえ ば、まず普通、吉屋信子を思い出すだろう。「私の花物語」と は、「花物語なら吉屋信子さん… コメント:0 2024年09月11日 続きを読むread more
バートインターナショナル(片山敬済)への矢掛町の1億数千万円資金供与問題について。供与後、すぐに撤退!関与した金融… この世は詐欺、ペテンに満ちている。営業時間終了の時間 頃には奇妙な電話がよくかかる。信用できる企業の名前を堂々 と騙るケースが多い。「グーグル」でもないの「グーグルです」 、また電力、中国電力とは無縁なのに「中国電力です、お宅の 電気の状況についてお訊ねがあります」と、周りでは電話をか けまくる、いやらしい声がするよ… コメント:2 2024年09月10日 続きを読むread more
ウクライナ軍のクルクス侵攻、プーチン大統領は今何を考えているのか?落とし所はあるのか? ロシアの置かれた外交的状況は実は悪くはない。BRICSの 加盟大国の暗黙の支持があるが、北朝鮮との蜜月の演出を 見ると、ちょっと不安を抱かせる部分はある。「あの北朝鮮 とまで蜜月アピールとは」である。無論、北朝鮮という国を 作り、金聖柱を偽金日成に仕立て、「将軍様」の独裁国家 体制を造ったのは紛れもなくソ連にしても、で… コメント:0 2024年09月10日 続きを読むread more
中島敦「山月記」の真実と問題、中島敦唯一の欠陥の多い作品だが、逆にそれが愛される要因という矛盾 こと新たに今でもなく、中島敦の『山月記』は「古譚」の 中の一つの作品、わりと初期、1942年の作品である。「古譚」 には含蓄に富む名作『文字禍』も含まれている。 まず『山月記』で中島敦に入った、『山月記』が好きという 人は多いと思う。だが私は、中島敦の作品群を見渡して、妙な 「未熟さ」というのか「作品の欠点」を最も… コメント:0 2024年09月10日 続きを読むread more
【地域の話題】故郷の町から広島銀行支店が消えたいきさつ 全くのマイナーな地域の話題、と言いたいが、もはや皆、忘 れていることで、話題でもなんでもない。たには近隣で金光支 店も廃止されている。だから、経営上の整理統合と思えばそれ までの話だが、実はどうにも座視できない事情があったとも云 える。それは広島銀行矢掛支店があまりに不祥事が歴史的に多 かった。その掉尾を飾る不祥事が私の… コメント:1 2024年09月09日 続きを読むread more