池波正太郎『青春忘れもの』1969,ケレン味ない庶民派の半自叙伝

    大衆文学作家の大御所ともなった池波正太郎の半自叙伝で ある。大衆文学は日本では不当に低く評価されがちだが、時代 歴史小説を見事に仕上げるための努力は純文学を書く以上に至 難だろう。・・・・・さて、大衆文学作家も半生記を書いた作 家は少なくないと思う。吉川英治の『忘れ残りの記』長谷川伸 の『新コ半代記載』などはその代表…
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2011年式、インプレッサDBA-GH2の最後の車検を予定、貴重な?ボクサーエンジンのマニュアル車

    あと少しで13万キロ走行となる2011年式のスバル・インプレ ッサDBA-GH2,5MT、本当にグレード的には低い、あまり評価の 高くない車で数年前から続々と多額の費用がかかる交換を強い られている。燃費は非常に悪く、あまりに金食い虫には違いな いが、この時代状況ではこのインプレッサとて貴重といえなく もないので、も…
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『いそしぎ』映画、1965年8月、日本公開、エリザベス・テーラー、リチャード・バートンの低調なメロドラマ

 実は私は小学6年生の夏休み、大阪の叔母らと埼玉県草加市 の「伯父」の家を訪れた。足立区か、ほぼ東京に接しているよ うな市だが、得も言われぬひなびた侘しさを感じさせる街だっ た。その「伯父」の家は一階が鉄工所、二階が住居、風呂は一 階の鉄工所の隣という具合、1964年の東京五輪の翌年、巷は倒 産が吹き荒れた不景気な年だ…
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マイナカードの最大の問題、作れない、更新できない、ハードルが高すぎる!手間いらずだった健康保険証が消えてしまう

    マイナカードだが、これをもって日本のデジタル化を一気に 進展させる、とうのが、もし政府の思惑なら国民の被るあまり の負担、不便さをまるで理解していないわけである。政府は極 めて意図的に「マイナンバー」と「マイナカード」を混同させ ようとしているようだ。  実際、マイナカードが出来て、それを持って「便利になった」 …
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兵藤正之助『正宗白鳥論』1968,キリスト教信仰回帰を必然とする、やや我田引水か

    数えてもいないが、いわゆる「正宗白鳥論」という書物は、 非常に種類が多い気がする。そのどれも、非常に好学の士が 独自の個性を込めて書いている力作揃いであると思う。正宗 白鳥が小説家というより文芸批評家、極めて個性的な批評家 であったことが、逆にその作家論を書きやすい、小説はそれ ほど多くもなく作品は長くもないから、そ…
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