辻平一『文芸記者三十年』1957、大阪外語ロシア語卒の著者の大阪毎日、サンデー毎日での編集者としての回想

 これは昭和32年、1957年2月に毎日新聞から刊行された本で ある。そもそも辻平一という著者である。明治34年、1901年、 奈良県生まれ。大阪外語のロシア語科卒業と同時に大阪毎日に 入社、京都支局、学芸部を経て「大日本青年」という雑誌の編 集長、戦時中は台湾に出向、終戦直前に帰国、大阪で出版編集 部長、つぎに東京で「サ…
コメント:0

続きを読むread more

産経新聞にとって高市早苗は天皇陛下(今上天皇)より偉いという「保守の崩壊」現象

   日本の現在の主流的な保守の群れ、ネトウヨ、桜井などの 右翼論客など、さらに産経新聞などにとって保守は「天皇陛下 崇拝」ではなく「高市早苗崇拝」なのである。それは「昭和百 年記念式典」での高市早苗の言語道断な振舞い、陛下の発言を 封じるという思い上がり、やりたい放題に際してもなお、高市 擁護に徹する態度を見ても明らかであ…
コメント:0

続きを読むread more

大泉黒石『預言』、透徹した文章、寸鉄人を刺す内容。日本文学での類まれな世界的作家

 日本の文学者、作家は実際、正直、とるに足らぬ作家が多い。 およそ世界で小説では通用しないような身辺雑記が名作とおだ てられる。おおむね退屈である。だが大泉黒石だけは別格だ、 自伝的なものからロシア文学、怪奇小説、『老子』など、退屈 なものは一作もない。その長編、『預言』の中の文章、だが、 白人の血が入っていて黒石はミスっ…
コメント:0

続きを読むread more

国の責任は「ナフサ」までではない。実際の資材、製品までの供給まで国の責任である。「ナフサ」を責任回避に利用するな

 とにかくブツがないという訴えが噴出しているのは周知のと おりである。建築資材、住宅設備用品、塗装関連は当然として 最近はエンジンオイル、特にディーゼル用のエンジンオイル、 アドブルーの不足に悲鳴が上がっている。食料品の容器が従来 の数量だけ確保できない、ということで食品、また製菓業界に ナフサ不足の直接、間接の影響が及ん…
コメント:1

続きを読むread more

山代巴『民話を生む人々』1958(岩波新書青版)かっての、現在の農村と異なる過去の農村についての記述で古すぎる内容

   広島府中市出身の山代巴(やましろ・ともえ)は1959年 に山本薩夫監督で映画化もされた『荷車の歌』の原作者とし て知られているが、実は長い期間、文学活動を行い、大きな 業績を残した作家であり、狭義の農民作家という括りだけで なく民衆文学の樹立、1980年からの『囚われの女たち』全10 巻など、偉大というべき作家であった…
コメント:0

続きを読むread more